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夢はかなえるものではなくて
久しぶりに本棚更新。適当に読みあさっているけれど、なかなかズシンとくる本には出会えない。よってブクログの中身も増えていかない。歌や映画と同じで結局は好きなものばかり繰り返す。


さて、「西の魔女が死んだ」で有名な梨木 香歩さんの本を初めて読んでみた。




珊瑚、21歳。生まれたばかりの子ども。明日生きていくのに必要なお金。追い詰められた状況で、一人の女性と出逢い、滋味ある言葉、温かいスープに、生きる力が息を吹きかえしてゆく―。シングルマザー、背水の陣のビルドゥング・ストーリー。


別に中身を精査して選んでいるわけではないのに(某雑誌にお勧め本とあったから図書館で借りてみた)なぜか読む本読む本、中身が美味しそうなのである。私はレビューにあるように、彼女の生き方に感銘は受けなかったけれども本の中のカフェで出るランチや惣菜にはものすごく心惹かれた。野菜大好きな私は、このような野菜主体の元気が出るレシピを出す雰囲気満点のカフェが近所にあったら日参するのになぁと思う。


何だか最近「カフェ」という言葉にびんびん反応する。というのも、早期リタイアを虎視眈々と狙っているだんなさんや、溜まり場を探している優雅な主婦友、ちょっとしたバイトがしたいと思っていたり、料理の腕に自信があったりする友人知人と話しているうち、カフェを開くなら・・・という妄想に半ば取り憑かれているのだ。しかもドッグカフェである。夜はバーにする。ある友達は候補地まで探しだしてくれた。


もちろん食べ物商売、客商売はそんなに甘いものではない。商売人家庭の私はよく承知している。でも、ビルに囲まれ(だんなさん)、常にPCの前(私)というある意味無味乾燥な環境の対極にありそうな甘やかな世界に憧れるのである。「田舎暮らし」、「カフェ」、「ペンション」--そんな言葉を今まではケッと歯牙にもかけなかったが、不思議と話しているだけで楽しい。これを現実逃避というのだろうか。


妄想の中だけでは、大ママ(私)、雇われオーナー(夫)、看板犬(ノワ)の元、働いてくれるスタッフもいて、店はとりあえず黒字が出る予定である。現実は締めきりに追われるよりも一層、人間関係と金策で胃がきりきりと痛むだけであろう。


私の場合、この夢はかなえるものではなく見るものだろう。


PS.これは本紹介?それともつれづれ?(笑)


【2012/10/17 09:55 】 | 本棚 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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