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俺が応援しとるけぇのう
自他共に認めるとおり非常に打たれ弱い。末っ子でなぜか周りに優しい人間が多く、怒鳴られたりはもちろん怒られたりすることが比較的少ない半生だった。これが幸運なのか不運なのかはいまだ分からない。人はときに耳に痛いことを指摘され、びしっと性根をたたき直されることが必要だ。それでもやっぱり厳しい人には近寄るのが怖いヘタレである。


ところで、義兄を含むごくごく少ないサンプル数しかない中、私、広島県人が結構好きである。実はこっそりと「仁義なき戦い」(「極道の妻たち」も好き)のファンなのである。


「おやじさん、云うとってあげるが、あんたは初めからわしらが担いでる神輿じゃないの。組がここまでなるのに、誰が血流しとるんや。神輿が勝手に歩けるいうんなら、歩いてみないや、のう!」

「男が世に立つ以上は、人の風下に立ったらいけん。一度舐められたら、終生取り返しがつかんのがこの世間いうもんよ、のう。ましてや侠客渡世ならなおさらじゃ。時には命を張ってでもという性根がなけりゃ親分といわれるような男にはなれんわね。のう、新開さん、あんたも男になりんさい!わしがなんぼでも応援してあげるけん」
 

ぶんたさん!

暴力を是とするものでは決してないが、私の知る広島男は男気と心根の優しさを兼ね備えた人々である。


目の前で言われるときついだろうけど、元WBA世界ミドル級チャンピオンの竹原慎二氏が人生相談に答えるこのシリーズが好き。「竹原慎二のボコボコ相談室


(書籍化されてます)


「不安とプレッシャーで潰れそうです。克服方法を教えてください」というサラリーマンの相談に、氏はこう答えている。


弱音吐くなや、ボケ。不安なのはおまえだけやないわ。俺だって将来が不安なんじゃけぇの。そもそも、明日のために食い物を残すのは人間ぐらいで、他のほとんどの生き物がその日暮らしじゃ。みんな、明日は食い物があるかどうか分からん不安の中で生きとろうが。(中略)

プレッシャーを悪いモノだと思い込むから、あかんのじゃ。プレッシャーじゃなく「責任感」とか「危機感」って呼べや。ストレスに感じるなら責任感や危機感がある、ちゃんとした人間ってことじゃねぇか。むしろ、プレッシャーを感じない奴のほうがおかしいっちゅーことじゃ。



竹原さんの回答を読んでいると、彼が優しい実にナイーブな人だということがよく分かる。そして、その広島弁が好き。彼になら私も1回ボコボコにしてもらいたいかも。




【2012/03/23 14:45 】 | 本棚 | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コメント
広島県人
「仁義なき」は一応実話をもとにしてますが・・・広島が色々な意味で凄いイメージになったっちゃったなあと。

あそこまで濃い方言ってのは、広島市内ではもはや絶滅してます。竹原さんもちょっと意識してしゃべっておられるカンジです。

ご本人2、3言お話したことあるけど、実際の物言いはもう少し柔らかい。ただし、さすが世界チャンプ。迫力は言葉以上。
【2012/03/26 12:06】| URL | りょう #-[ 編集] |

★りょうさま

広島男児!

義兄はソフトな広島弁を話します。結構可愛いです。そう言えば、りょうさんは方言出ませんねぇ。

「仁義なき・・・」の印象がぬぐいきれないので広島にはあるイメージが焼き付いています。まあ大阪のオバちゃんみたいなものですね。どちらも何だか悪くもないですけど。

竹原さん、会ってみたいなぁ。


【2012/03/26 14:07】| URL | りょうさま #-[ 編集] |
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