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TO BE OR NOT TO BE
今年初のお芝居は、シェイクスピア四大悲劇の1つ「ハムレット」。チェコの音楽家ヤネック・レデツキーが脚本・作曲・作詞を担当し、多様なジャンルの音楽との融合で生まれたミュージカル版『ハムレット』である。チェコ、アメリカ、韓国に続き、日本初演を迎え、東京を経て大阪初演のマチネに出かけてきた。

主演を務める井上芳雄氏は私も、今回同伴したお友達も大好きなミュージカル俳優である。


ハムレット


180cmの長身と端正な顔立ちは言うまでもなく歌声が実にすばらしい。まさに歌うプリンスである。だが、2時間弱という長さはやや物足りなく感じた。もう少し掘り下げられる場面も作れなかっただろうか。



さて「ハムレット」。一応英文学科卒である私はハムレットの主要な作品は読んでいる。シェークスピアの作品はごく単純なように見えて様々な解釈が可能である。現代にあってもやはり人の気持ちを引き付け色褪せない、シェークスピアが天才たるゆえんである。たとえば、ご存知のようにハムレットには有名なセリフが2つある。

To be, or not to be
「To be, or not to be: that is the question.」(III.I line 56) は劇中の有名な台詞である。明治期に『ハムレット』が日本に紹介されて以来、この台詞は様々に訳されてきた。『ハムレット』は、読む者の視点によって多様に解釈できる戯曲だが、この現象はその特徴を端的に現していると言える。

このセリフは有名だが、訳すのが非常に困難だとされている。英語の「To be or not to be, that is the question」というのはこの劇全体からすれば、「(復讐を)すべきかすべきでないか」というようにもとれる。しかし近年の訳では「生きるべきか死ぬべきか」という訳が多い。

Get thee to a nunnery!
「Get thee to a nunnery!」(尼寺に行け!)はハムレットがオフィーリアに向かって言った台詞であり、特に論議を呼ぶ場面を構成する。大きく分けて二つの解釈がある。

当時、尼寺では売春が行われており、隠語で淫売屋を表現する言葉だった。ハムレットはオフィーリアに単に「世を捨てろ」と言っただけでなく、「売春婦にでもなれ」と罵ったのである。文字通りに俗世間を離れ女子修道院(尼僧院)に入ってほしいと願った。この場面ではポローニアスがハムレットを背後で伺っているが、オフィーリアには穢れた政治に関わらず昔のままに清らかな存在でいて欲しいと願った。尼寺を単純に「売春宿」と解釈するかしないか、については研究者の間でも議論があり、決着がついているわけではない。ただし、「尼寺」を「売春宿」と解釈する研究者は少数派と言われている。

(wikipediaより)


ハムレットが一体どのような人物であるのか、それは個人個人でいろんな解釈が成り立つ。現代の時代になぞらえて考えてみるのも楽しい。ハムレット王子はいわば鬱気味の中二病の典型とも言える。


今話題の劇団「柿喰う客」を主宰する劇作家で演出家の中屋敷法仁氏。昨年、彼は「女体シェイクスピアシリーズ」として、すべての役をホスト&キャバ嬢姿の女優が演じる「悩殺ハムレット」を上演した。その中でハムレットはこう言う。

「生きちゃう系? 死んじゃう系? ソレ問題じゃね?」


お芝居のライブ感は何とも言えない。たくさんのパンフレットをもらって、まだわくわくの真っ最中である。



【2012/02/27 09:45 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(0) | トラックバック(0) |
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