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二つのリミット
最近、二つのリミットを観て読んだ。

一つ目は野沢尚氏の「リミット」



連続幼児誘拐事件の闇に潜む邪悪な魔性
連続幼児誘拐事件の謎を追う警視庁捜査一課・特殊犯捜査係勤務の有働公子。婦人警官でなく、1人の母親として事件の当事者となってしまった彼女は、わが子を取り戻すため、犯人のみならず警視庁4万人を敵にまわすことに……。驚愕の展開、そして誰も予想だにしなかった戦慄の結末。ミステリーの到達点!



「親愛なるものへ」、「眠れる森」、「青い鳥」(大好き!)、「この愛に生きて」など数々の名作ドラマを生んだ野沢氏は作家というよりシナリオライターで有名ではないかと思う。特に我ら世代には想い出深い作品を数々残してくれた。しかし、個人的には「破線のマリス」のせいかミステリー作家の印象の方が強い。

この「リミット」は「ミステリーの到達点!」という帯文句からするとそこまでの完成度には至らない。だが、いかにもシナリオライターの氏が書いた小説らしく、映像化すればどれほど(されたのか?)かと思わせるような見せ場が数多い。印象的なキャラクターも何人も登場する。「八日目の蝉」のように映画化で大化けしそうな予感がする。

氏は「夢はいっぱいあるけど、失礼します」との遺書を残して44歳の若さで自殺した。恋愛とミステリーが程良く溶け合った繊細で美しい彼らしいドラマをこれからも残せたはずである。残念。



二つ目の「リミット」はこちら。



目覚めたら箱の中。脱出不可能。
そのとき、あなたを救うのは、誰だ?


2010年度サンダンス映画祭、トロント国際映画祭 激震。
「SAW」シリーズ、「パラノーマル・アクティビティ」に続く、[超体感型]ワン・シチュエーション・スリラー誕生。究極のシチュエーションで繰り広げられる、まさに息を呑む展開に、2010年サンダンス映画祭、トロント国際映画祭で激震が走った今作。第43回シッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭にて最優秀ヨーロッパ映画賞を受賞するなど世界の映画祭で大絶賛された。箱の中という極限の閉鎖空間を舞台に、一人の男の必死の脱出劇を、多彩なアイデアを盛り込んだ巧みなストーリーテリングでスリリングに描き出した緊迫のワン・シチュエーション・スリラー誕生



宣伝文句とは対照的にレビューでの評価は決して高くない。だが、上記の「SAW」や「パラノーマル・アクティビティ」同様、コストかかってないなー(笑)という割に大成功なのではないかと思う。私は十分に楽しめた。

この映画を観て閉所恐怖症気味になったとは良く聞く感想。逆に言えば、閉所恐怖症の方は決して観られない映画である。観ていくうちにだんだんと息苦しくなってくる。この作品は野沢氏の「リミット」と反対に、活字化すればこの圧倒的な恐怖が活かせるような気もする。ある意味スティーブン・キングの「ミザリー」のように。


「本棚」カテゴリに入れるにはあと一歩。ってことで映画紹介のカテゴリにアップ。



【2011/10/21 09:43 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(0) | トラックバック(0) |
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