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「震災再婚」と「震災離婚」
こんな国難時期でありながら、一時期はさすがに減ったものの、SPAMメールも少しずつ復活してきた。メルアドは、買物用などのものと、仕事用のものを2つ使っている。いざとなれば前者の捨てアドは変更するつもりなので、SPAMが届いてもあまり気にしていない。騙される人が本当にいるのかなぁといつも疑問なのだけれど、SPAM業者も必死なのだな。これについてはまた次回。


こんな大災害の時は、家族の絆が何よりも大切になることが様々な報道を見ててよく分かる。他人事ながら、どの家族の再会の場面を見ても涙が流れそうになる。

しかし、しかしだ。被災地、非被災地を問わず、その逆のことを実感した人々も多かったのではないかと想像する。一時期「成田離婚」という言葉が流行った(?)が、「震災離婚」という言葉も阪神淡路大震災のときに生まれたと記憶する。

岩手県釜石市では、3千人近い小中学生のほとんどが無事に避難した。背景には、古くから津波に苦しめられてきた三陸地方の言い伝え「津波てんでんこ」があるという。「津波てんでんこ」(「てんでんこ」とは「てんでばらばらに」の意。自分の責任で早く高台に逃げろの意味)に基づいた防災教育が彼らを救ったのだ。

というように、津波の場合は人のことなど気にしていてはいけない。たとえ家族でも、自分が自分の身を守ることが大事になる。津波以外の災害でもこの言葉が当てはまるのかもしれないが、そこまでせっぱつまった状況ではない場合を考える。

日頃、家では寝てばっかりの「グータラ親父」が、素早く妻子の盾となり、地震が治まった後も、迅速に避難の手配をして、家族に的確な指示を出す。その後、節電やボランティアなどの活動に励む、もしくは自分の職務を真っ当に果たす。「惚れ直したぜ、おい」。やる時はやる奴だったのだ、と愛情がふつふつと沸いてこよう。仮にこれを「震災再婚」と名付ける。

問題はその逆。慌てふためきパニクり、全く役に立たない、あるいは妻子を守るどころか一人で逃げ出す。地震が一応おさまった後は、大量に物資を買い占め、手に入りそうになければ店員らを罵倒する。一致団結すべきところを、家中の電気をつけて回ったり、平気で家族分のミネラルウォーターを飲み干したりする。「こいつ、殺したろか」と殺意が目覚めそうだ。

人は本当に思いがけない行動を取るものだ。「あの人がまさか!」ということが本当にあるのだ。昔、私の憧れの夫妻がいた。美男美女でお金持ち。奥様は私の大学の先輩で、旦那様は有名大を出て、地位も名誉もある名家の出、穏やかなまさにひとかどの人物であった。しかし(私にとっては)青天の霹靂、突然に離婚したのである。後で分かったが、刑事事件になるのは何とか免れたものの、その夫君は覚せい剤の常習者であったのだ。先輩も発覚するまで全くその兆候に気づかなかったという。

交際期間を入れると、だんなさんとは20年以上の付き合いになるが、彼の行動の想像はできても確信はできない。このような大災害に限定されず、いざ!という切羽詰まった状況に立たされたとき(破産、大病、予想だにしなかった災厄等々)、人の地金が見える。自分自身ですら思わぬ自分の姿に驚きそうな気がするのに、他人の行動を正確に予測するなど不可能だと思う。ただ希望的観測を抱くのみ、愛ゆえに。

ちなみに、だんなさんは避難所の風景を見て、

「1個しかおにぎりが配給されなかったら、KYOちゃんにあげるからね」

と言った。相変わらずの人だ。


注:上記は私(妻)の視点から書いたが、もちろんvice versa(逆もまた同様)。そして、夫婦のみならず、多くの職場で同じような発見がなされたことだろう。



【2011/04/11 09:25 】 | つれづれ | コメント(3) | トラックバック(0) |
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コメント

阪神淡路の時、叔母(母の妹)を
隣で寝ていた叔父さんが飛び起きてかばったらしい。
いつも寡黙で、タバコを燻らせながらお酒を飲む
朴訥とした土建屋の叔父だけど「やる時はやるんだなぁ」と
そんな伴侶を得た叔母を心からうらやましく思ったよ~。
「愛・だね。愛」
Kyoちゃんもひとつしかないおにぎりを
くれると言ってくれる旦那さんがいて
うらやましい限りです。
【2011/04/11 13:53】| URL | みにゃたろう #-[ 編集] |

ええもう、私も阪神で被災したので人間ドラマは沢山見ましたよ。テレビで報道されるような素晴らしいものばかりではありません。そうです、非常時には地が出ます・・・私はあの時両親を見限った気がします。
【2011/04/11 18:52】| URL | mg #-[ 編集] |

★みにゃさま
ご存知のように、有言不実行気味のダーであるため、言うだけは立派なのだ。いざというときどうかしら~。

叔父さま、素晴らしいわね。

★mgさま
慌ただしいながらも、日本への帰省、楽しめたことと思います。こんな時でなければもっとよかったのにね。

きっとあのときもいろんな人間ドラマがあったのだと思います。負のものはあまり見たくありませんが。
【2011/04/12 08:25】| URL | みにゃたろうさま/mgさま #-[ 編集] |
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