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アヴァンギャルドな忘年会
昨日は仕事納め。仕事の予定が見えず、アポを取っていなかったのでいざご挨拶回りと思ったら2件続けざまに断られる。どちらも追い込み前のドタバタ&納会のようだ。弱小事業主としてはご挨拶すら難しい(苦笑)。東京や名古屋には飛んで行けないし(いや、ちゃんと行こうよ、そのうちにね)。

ぽっかり空いた手持無沙汰な時間。前から行きたかった美術展に足を向ける。中之島の国立国際美術館でやっている「アヴァンギャルド・チャイナ-<中国当代美術>二十年-」だ。さすがに閑散とした館内は観客もまばら。

中之島美術館

中国現代美術は、長きにわたった文化大革命が終了し、それまでの文化的鎖国状態から、海外の新しい美術の動向が少しずつもたらされるようになった1979年、北京のグループ星星画会の作家たちが、表現の自由を求め、声を上げたことに始まるとされています。

その後、中国現代美術は、1989年の天安門事件など政治的な状況の変化や、市場経済体制への移行による著しい経済発展を、きわめて直接的に反映しつつ展開してきました。

今回、本展を「アヴァンギャルド・チャイナ」と題したのは、欧米や日本ではすでに死語になった感のある「前衛(アヴァンギャルド)」が、中国においては実に積極的な意味を帯びてきたからです。文化大革命終了後、改革開放政策の流れの中で、中国の作家たちは、デュシャンやラウシェンバーグ、さらには当時最先端だったジェフ・クーンズまで、20世紀の近現代美術を一気呵成に受容しながら、極めて短期間の内に独自の表現を切り開いてきました。中国の現代美術が過激な実験性と批評性をまといつつ、他の国に類例のない特殊な展開を示してきたのは、こうした背景によるものです。

(国立国際美術館HPより)

ま さ に アヴァンギャルドだよ、アヴァンギャルド。

アヴァンギャルドチャイナ2 アヴァンギャルドチャイナ1
(国立国際美術館HPより)

最初に入った展示スペースで虚を突かれる。

アヴァンギャルドチャイナ3

「老人ホーム」と題した作品で、13体の車椅子に乗った人種も様々な老人たちが思い思いの方向に車椅子で移動していく。プラスチック製の人形はものすごくリアルで本物と間違えそうだ。何を暗示しているのだろうか、とりあえず怖い。実は実際には人間の死体を利用して作品も制作したらしい。これが中国らしいというか何というか。

その他にも自分の肉体を使った、ビデオ映像なんかのパフォーマンスアートも多い(肉片、血液など結構グロが多いので注意)。中国版HIPHOPなんか案外笑える。

文化的鎖国状態から、天安門事件を経て一気に市場経済へと移行していったというこの時期。中国のパワーと挫折とシニカルさと、ともかく何とも云い難い雰囲気に圧倒される美術展である。これからの中国、経済だけでなく美術でも大注目かも。しかし、オリンピックを終え、中国は今後どう変貌していくのだろうか。


美術館を出て梅田に戻る。雨がかすかに雪へと変わっていく。勤め人時代はしょっちゅう通ったエノテカに入る。友人らに忘年会召集メールを出したり、街行く人々を眺めたり、美術館のパンフをじっくり読んだりしながら、白と赤のワインを1杯ずつ賞味する。いいボルドーはやっぱり美味しい。五臓六腑に染み渡る。つまみのパンも美味しい。時刻は午後4時。一人打ち上げ。

自分で自分に1年お疲れ様と心で言う。寂しいか?意外にそうでもない。とりあえず素敵な孤独と言っておこう。

【2008/12/27 11:24 】 | つれづれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コメント

大阪寒そうですね。12月から2月にかけての神戸から大阪への出勤、毎日辛くイヤだった。おかげで全然太らなかったけれど。

中国と韓国って、つい10年くらい前まで極貧といって言いくらいの国(韓国はそうでもないのかな)だったのに、急にリッチになって成金っぽい人が増えている気が。そういう人達、アメリカに来ているし、自分の子供はアメリカで勉強させてたり、同じアジア人同士知り合うことも多いんだけど、なんだかなー合わないなーと思うことが多いの。

それでも、一昔前の日本も日本人も同じような感じだったのかなと思うと毛嫌いも出来なかったり。

私が気が合う人は結局いつも、アメリカも悪くはないけど母国が一番って人かも。(話しがそれてごめんなさい)
【2008/12/28 12:21】| URL | mg #-[ 編集] |

大阪、今日はあったかいですよ。

中国のニューリッチ、最近こちらでもしばしば見かけるようになりました。留学生の方々はおしなべて非常に優秀ですね。

確かに、アメリカもいいけど、日本もいいです。問題はいっぱい抱えてますが基本的に律義で真面目な人がたくさんいる国だと思ってます。

ここで何ですが、今年もいろいろとありがとうございました。在米ネタもハナちゃんネタもいつも楽しく読んでます。
【2008/12/29 11:42】| URL | mgさま #-[ 編集] |
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