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わたしへと語ること
誰か特定の人をとりたてて批判するわけでもなく、自戒を込めて書く。


サラリーマンが楽だとはとても思わず、自分の意志を殺さざるを得ないことも多く、大変だろうなと想像する。でも同じくらいフリーランスも厳しい。私は商売人家庭に育ったので、ある程度はその厳しさが身にしみている。限られた富裕層を相手にする稼業なので、一家全員に忍耐力や人間力が要求される部分が多い。

いろいろな家庭の事情や仕事観から、翻訳業をパートとかアルバイト程度にとどめている人も多い。でも、仕事に関する姿勢がそうなってしまってはどうしようもない。私が会社を立ち上げたのは節税対策の面もあるが、元々甘えた性格故、退路を断とうとした側面もある。きちんと会社の名前の元で仕事をする、自分の給料分をきっちりと稼ぎ出す、という責任を自分に課した気がする。もう疲れたから、飽きたから、面倒だから、今月は働かないわ、という働き方はしないでおこうと最初に決めた。


「だんなさんが働いているんだからそんなに頑張らなくても」


と時折言われる。事実、生活は何とかなると思うのでニートも可能だ(専業主婦としてきっちりと家庭を切り盛りするのは自信が無い・・・)。

でも、そういうところは割と夫は厳しいので、育児も介護もない自堕落専業主婦ライフは過ごさせてくれないと思う。その分、私が働いている以上はものすごく家事に協力してくれる。

この仕事は在宅ワークの中でも割と収入を見込める可能性があり、実体は恐ろしく地味なのだが優雅そうに見えなくもないので、たまに参入について相談やアドバイスを求められることがある。翻訳者の卵さんには自分が教えてあげたり、道筋を示唆してあげたり、できることがあれば提供したいと思う。自分もこれまで多くの人に助けられてきたし、今も同業者から貴重な情報をもらう。

だが、あなたは成功しているから(本当は全くそうではなく、常に足元をすくわれやしないかビクビクして、だから勉強も続けている)、暗にそのお裾分けをくださいと乞われても困る。そういう姿勢の人は、元々フリーランスに向いていないのである。ラーメン店の店主が他の店にスープの成分を教えるだろうか。いや仮に教えるとしても、同じ味のラーメンを出しても仕方ない。時間をかけて自分なりの味を試行錯誤して作っていくしかない。


今の若い20代、30代の人々にかえってそうしたタイプは少ない。この先不透明な時代で、将来安泰そうな優良株をゲットする努力を惜しまない(笑)、もしくはキャリアを積むための研鑽に励むなど、私がその年代だった頃より危機感を抱いて将来を計画している人が多い。逆に甘いと思うのが私と同年代のアラフィフ、あるいはそれ以上のアラカンたちなのだ。副業や定年以後の小遣い稼ぎが簡単にできるものなら誰も苦労は無い。

情報はお金である。時間もお金である。自分の差し出すものがいくらに換算されるか、そして相手からもらうものがいくらに換算されるのか、それをビジネスライクに判断することからフリーランスの仕事が始まると思う。家族でも無い限り、価値は容赦なく判断される。肩書きや容姿や上っ面はやがて見抜かれ、お金を生み出すそのコアの部分だけが評価される。その価値が低いと判断されればもちろん対価は低い。メリットを見いだせなければ簡単に客は去ってしまうのだ。いくらそれが仲良しの友達だったとしても。


たまにそれを忘れてしまう。付き合い長いから大丈夫だと高をくくってしまう。「もう勉強も仕事も辞めるから食べさせて」と甘えそうになる。自分のレベルはこの程度かなと高みを目指さず諦めたくなる。

だけどやっぱり仕事は楽しくて、たまに褒められたり、評価されたりしたら嬉しい。お金が儲かればもっと嬉しい(笑)。翻訳者に限らず、フリーランスとして頑張っている仲間や友達とこれからもそんな気持ちを共有したいと思っている。




【2016/04/07 17:43 】 | お仕事・お勉強 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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