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一音一音の重み
珍しく連投。

昼過ぎにテレビをつけたらヨドバシ前で歩道に車が突っ込んでいた。50代の男性が亡くなった模様と報道されて以降、なかなか身元が判明しない。新阪急ホテル辺りをふらふらしてはいないと思うけど、何だか心配になってきた。

「ヨドバシで事故だけど大丈夫?」

とメールを送った。関西で4,50代のだんなさんを持つ人の何百人?以上がこんなメールを送ったと思う。

しばらくして
「生きてるよ!」
と返ってきた。ほっと安心。いい大人の夫1人でも気を揉むのだから、子供が何人もいたら日頃心配でたまらないことばかりかもしれない。そんなことないのだろうか。



さて、本題。いつも見ている「プレバト」。特に夏井いつき先生の俳句のコーナーが好きで見逃さないようにしている。ご存じの方がいるかもしれないが俳句好きなのだ。旅行先で考えることが多く、旅がちょっとだけ思い出深くなる。

昨日は東国原元宮崎県知事が出ていて、菜の花列車とその傍でたたずむ女子高生の写真を題材に以下の句を詠んだ。

  一輛の
  端で待つ君
  すみれ草


初々しくすみれ草のような女子高生の恥じらいを描いた句だという。車両の隅っこにたたずんでいる姿が浮かんできて素敵な句だと思う。夏井先生はこの句をこう添削した。

「端(はし)」では、この少女が車両の内にいるのか、車両の外にいるのか判然としない。車両の内なら「隅(すみ)」、外なら「傍(そば)」とすることで情景がもっと明確に浮かぶ。確かにそうだ。

そして助詞の「で」も問題。「で」だと同じ意味でも動きが生まれる。ここでは同じく場所を表す助詞でも「に」とした方が静かな趣が出る。こうした旨の講評だったと思う。

 一輛の
 隅に待つ君
 すみれ草


ずっと情感溢れる句になった。助詞、英語なら前置詞か。in, at, on, intoなどでニュアンスを表現するように、日本語の助詞の使い方もなかなか奥深い。この「で」と「に」のニュアンスをつかむのはノンネイティブではなかなか難しいだろう。このようにたった十七音しか使えない俳句は、一音一音の言葉の使い方を勉強するのにとても役に立つ。その一音を大事にすることは翻訳者としてとても大切なことだ。

 春愁の
 言わで別れし
 日の記憶


最後は Kis-My-Ft2の男の子が詠んだ句。最高の評価を得た。ちなみに「で」は「言わないで」という否定の意、「し」は過去の意である。なんとなくもの悲しい春の日。何も言えぬまま別れてしまった人を思い出す、のような内容か。


一句詠みたくなる春まであともう少し。



【2016/02/26 10:07 】 | つれづれ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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