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虫も猫も人間も
シルバーウィークが迫ってきたと思ったら、やはりというか依頼も立て込んできました。普通の人のようには遊ばせませんよという圧力を感じます。セミリタイアなどとよく口走っていますけど、10年後もなんだかんだ言って働いているのではないかと、自分はアリかキリギリスかを決めかねぬまま日々が過ぎていきます。


電車に乗っていて本を読む人の姿はめっきり減りましたね。多くの人がスマホを覗き込んでいます。週末に会った人から、

「ガラケーですか!」

と驚かれました。一周回って何かしらの主義を持ち合わせた、あえてのガラケー使いとみなされがちですが、単に変えるのが面倒だし、壊れるまでは使いたいというケチな性格の所以です。MYガラケー、洗面所に落としても、水たまりに落ちて分解しても生き返る素晴らしい生命力を持っています。(今のところは)家の外ではなるべくアナログでいたいと思っています。

いつものごとく話がどんどんずれていっています。本です、本。電車、ベッド、お風呂の中など、合間合間を見つけて読書は続けています。久しぶりに本棚カテゴリーの記事をアップします。






「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「仕事が嫌いなら、心を込めずに働く」「がか検診は受けない」…。人はいつか必ず死ぬ。崩壊寸前の日本の社会システムのなかで、どうしたら有限の命を面白く生きられるだろうか。そもそも面白いとはどういうことか。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く!生きにくい世の中を少しでも快活に過ごす、本音炸裂エッセイ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池田/清彦
1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。現在、早稲田大学国際教養学部教授。構造主義科学論、構造主義生物学の見地から、多彩な評論活動を行っている。


池田先生は「ホンマでっか!?」に出演し始めて知名度がさらに上がったみたいですね。私はこの番組はあまり見たことがないのですが、池田さんの著書は大好きです。

完全文系なのですが(この括りはナンセンスという議論はおいといて)、文学を除けば、スピリチュアルや精神論に傾いた自己啓発系の本は少し苦手です。真偽はさておき、科学的立証や検証に基づいた本の方が好きです。池田氏の著書には生物、特に昆虫を絡めた指摘が多く、そこが面白いところです。人間もしょせん、生物の一種にすぎませんから。

個人的には、一人一人が才能を生かしてキラキラと生きる--というよりも、大半の人間は人並みの才能しか(つまり何の才能も)持っていない、ほとんどの人が凡庸なのだと語る氏のスタンスが、ここまで生きてくると腑に落ちます。


科学者ではありませんが、何となく同じような匂いを感じる佐野洋子さんのエッセイも好きです。

神も仏もありませぬ (ちくま文庫)
佐野 洋子
筑摩書房
売り上げランキング: 5,012



呆けてしまった母の姿に、分からないからこその呆然とした実存そのものの不安と恐怖を感じ、癌になった愛猫フネの、生き物の宿命である死をそのまま受け入れている目にひるみ、その静寂さの前に恥じる。生きるって何だろう。北軽井沢の春に、腹の底から踊り狂うように嬉しくなり、土に暮らす友と語りあう。いつ死んでもいい、でも今日でなくていい。


「私は毎日フネを見て、見るたびに、人間がガンになる動転ぶりと比べた。ほとんど一日中人間の死に方を考えた。考えるたびに粛然とした。私はこのような畜生に劣る。この小さな生き物の、生き物の宿命である死をそのまま受け入れている目にひるんだ。その静寂さの前に恥じた。私がフネだったら、わめいてうめいて、その苦痛をのろうに違いなかった。」

という箇所があります。今まで何匹かのペットを見送ってきました。そのときに思ったのがちょうどこのようなこと。動物を飼うって、可愛がり、癒やされるというだけでなく、いろんなことを教えられ、自らが変わるきっかけを与えてくれることなのかもしれません。


最近、中国韓国王朝ドラマにはまっています。これはライオンの群れだわ!と大好きな「ビッグキャットダイアリー」とあわせもって見ています。



【2015/09/12 10:55 】 | 本棚 | コメント(2) | トラックバック(0) |
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コメント

待ってました~。本の紹介!前回(?)の「その女アレックス」をこの前やっと読みました。う~ん、怖かった。それにしても読者の幅(ジャンル)が広いですね~。私はいつもある作家が気になるとそればかり読んでしまうのでなかなか広がりません。いつもありがとうございます。読書の秋楽しみます。まずは火花かな。遅っ。
【2015/09/12 15:15】| URL | YM #-[ 編集] |

★YM様

楽しみにしてくれてありがとう~。
読んだ本はもっとちゃんと記録しておきたいけど、つい忘れちゃう。

私も作家を追いかける派ですよ。読書の秋を満喫せねば。時間が足りないわ!

「火花」、図書館で1000人超待ちだった・・・どんだけ。
【2015/09/13 08:44】| URL | YMさま #-[ 編集] |
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