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「ファントム」-もう一つのオペラ座の怪人
芸術の秋、今回は梅芸で「ファントム」の観劇です。

アンドリュー・ロイド=ウェバー版「オペラ座の怪人」とは違う魅力のコピット&イェストンのコンビによる、“もうひとつの”「ファントム」。 当初、ブロードウェイでの上演を目指して製作中のところ、一足先にロンドンでアンドルー・ロイド=ウェバー版が大ヒットして早々とブロードウェイ上演が決定してしまったため、スポンサーのほとんどが離れ、資金面の問題で上演を断念したという当初の経緯があります。原作はガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」ですが話の展開も結末も異なります。





前回までは大沢たかおさんが主人公のエリックを演じていましたが今回からは城田優くん。城田さんのミュージカルでの評価は高く前から見てみたいなぁと思っていたためやっと実現しました。では舞台の感想を少しばかり。


ヒロインのクリスティーヌを演じたのは、舞台に立つこともミュージカルも初めてだという山下リオちゃん。この方、「あまちゃん」出演で有名らしいのですけど、あまちゃんは見ておりませんでしたので・・・。。歌は思ったよりもずっと良かったですが演技や身のこなしは力が入りきっていてガチガチ。でも堂々とヒロインを演じきっていました。今後、様々な分野で人気が期待できる女優さんだと思います。

脇を固めるのはマルシアと吉田栄作さん(我々世代には懐かしい!)ら、舞台俳優ではないので少々がっかり感もありましたが無難にこなしていました。吉田栄作さん歌えるのです(笑)。

そして主演の城田優くん。ご存じのようにファントムは生まれながらに陰と闇を背負って生きてきた人間なので、今ひとつキャラクター的には合っていないかもしれません。でも、繊細さと葛藤を演じきろうとしている熱意はひしひしと伝わってきました。身長もあり甘いルックスと伸びやかな歌声。何よりも舞台俳優に必要な「華」を持ち合わせています。「エリザベート」のトート役で話題になったそうで、見逃したのが残念です。


舞台終わりの挨拶、元々人気俳優なのですごい歓声が上がります。この一体感がやはりライブの良さです。千秋楽とあって途中で感極まって話せなくなった城田くん。そこまでの経験もなく、あの若さで座長を勤め上げる中、ものすごい緊張とストレスにさらされてきたんだろうとこちらも鼻の奥がつんとしました。だからこそこの経験が彼をもっと引き上げてくれると思います。

今月は同じく千秋楽の舞台があと一つ。年末年始もチケット取りに邁進したいです。




【2014/10/16 07:37 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(0) | トラックバック(0) |
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