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「トラットリア・コメ・ラ・マンマ」にて密会の巻
台風一過です。昨日は食糧を買い込んでビデオ三昧でした。「ウォーキングデッド」どんどん消化しています。


先日、東京からA先生来阪の折にお食事を誘っていただき、生徒さんの一人のSちゃんと3人でディナーを共にしました。場所は西中島「トラットリア コメ・ラ・マンマ」。先生が行きつけにしているイタリアンとのこと。東京のお客人に新たなお店を紹介してもらうのも変ですが、新大阪って特別な用事でもないと降り立たない場所なのです。

「コメラマンマ」(母ちゃんみたい)という店名にぴったりの素朴な感じのイタリアンです。まずはシャンパンで乾杯。コース料理を写メに収めてご紹介したいところですけど、今回は遠慮しました。新大阪辺りはこの不景気の折、梅田界隈から引っ越した会社で働いている友達も含め、数人の友達が通勤している場所です。取引先の1つも近くにありビジネス街でもあるのです。新幹線直結なので出張には最適のロケーションですね。


で、写真なしの地味なアップになってしまったので、会食の感想を少しばかり--。

治験翻訳の重鎮A先生(もうどなたかお分かりでしょう)に、いつものMの会でセミナーを開いていただけないかとお頼みしたのが今回の会食のきっかけです。私自身は医薬翻訳にさほど馴染みがないので、Sちゃんを中心に医薬翻訳者のメンバーさんたちに内容や仕切りを大方お任せして、当日は欠席してもいいかなぁと思っていたのですが、この食事会を終え、その気持ちに少しばかり変化がありました。


業界関係者であればご存じの通り、翻訳にも様々な分野があり、出版/映像翻訳を除く実務翻訳ではビジネス翻訳、特許翻訳、IT翻訳、法務翻訳、金融翻訳、そして今「旬」の医薬翻訳くらいが主だったところでしょうか。もちろんいずれとも決めがたい重複するような仕事も多々発生するのですが、一般的には棲み分けがなされています。専門知識は言うまでもなく、各分野毎に特有のルールのようなものがあります。そのため、別分野に手を広げることは至難の業、少なくとも4,5年は必要、下手すれば10年くらいはかかるのではないかと個人的には考えていました。実際のところ、今に至っても長年続けている分野に精通しているとはとても言えず、アップアップしながら毎日の仕事に取り組んでいるのが現実です。

ところがA先生は、

「○○さんなら1年くらい勉強したら医薬翻訳に参入できるんじゃないかなぁ」

とおっしゃるのです。もちろんこれは社交辞令にすぎないことは重々承知しています。しかしながら、その一方で、A先生のおっしゃりたいことはとてもよく分かります。A先生他、様々な有名講師や活躍されている翻訳者さんたちと知り合うきっかけが増え、その人たちの多くは

「分野ってそんなに特殊?」
「優れた文章には普遍性がある」


と唱えます。A先生曰く、分野が変われば文法が変わるというのはどういった言語でもあり得ない、つまり、どのような分野であれ、きちんとしたライティング能力を確立しておけば、後は専門知識を積み上げていくだけ(まあこれも大変なのですが)だということです。医薬翻訳への参入はさておき、「Clear」「Concise」「Correct」の3C翻訳を勉強中の私にとっては、目指すべき目標は実は1つなのかもしれません(日本語で言えば「はっきり、くっきり、すっきり」ですかね。通訳の世界でも3Cは基本となります)。翻訳業界も、頑なな古くからの慣習や因習が溶けて、もっとクロスオーバーが進んでいく、またそうあるべきとも思います。

あっという間の3時間。書きたいことはまだまだあるのですけど、本日はこの辺で。



【2014/10/14 10:19 】 | お仕事・お勉強 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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