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華やかな舞台裏
ふとTVをつけたら某アイドルグループの総選挙を生中継していた。私でも何とかベスト10位の名前と顔が一致するのだ(笑)。一位発表まで近かったので思わず最後まで見てしまった。まゆゆさんは12才からAKBに入って様々な努力を重ねて20歳の今、女王(?)の座を獲得したらしい。

全く詳しくないのだが、事務所の力、戦略等々、才能と容姿だけではなくいろいろなファクターが混じり合ってこの順位が生まれるのだろう。いずれにせよ、10代~20代前半の少女たちが自らのファン獲得に奮闘し、その結果、順位がつけられるというストレスとプレッシャーを想像すると少しばかり物悲しくなる。当然ながら本人たちが望み楽しんでいるのだから余計な感想である。



さて、私は昔から「遊郭」をテーマにした映画や小説が好きで、話題になった物が出たら追いかけている。

遊廓(ゆうかく)は、公許の遊女屋を集め、周囲を塀や堀などで囲った区画。成立は安土桃山時代にさかのぼる。別称として、花街(はなまち、かがい)、廓(くるわ)、色里(いろさと)、遊里(ゆうり)、色町(いろまち)、傾城町(けいせいまち)などがある。

詳しい説明ははしょるが、遊郭の内情は実に興味深い。その集金システム、遊女たちの格付け方法、それらが何を意図し、時代をどう反映しているのか、私を含め、今も多くの人々の興味を惹くテーマである。

特に好きなのは、[和宮様御留」や「悪女について」に勝るとも劣らないと思う有吉佐和子さんの以下の2作である。舞台化も何度もされた。



津川家の正子と蔦代は将来の看板芸者と目されていた。しかし、二人の性格は全く対照的だった。実直で健気、芸者の通信簿でも総牡丹(全甲)をもらうほど頭のいい正子。美しく信心深いところがありながら、水揚げ前に不見転(みずてん)で客をとり、嘘を本当と言いくるめて次々に男をかえていく蔦代。――二人の芸者の織りなす人生模様、女同士の哀歓を絢爛たる花柳界を舞台に描く。



女としてのたしなみや慎みを持たず、自分の色情のままに男性遍歴を重ね、淫女とも言えるような奔放な生き方をする母の郁代。そんな母親に悩まされ、憎みさえしながらも、彼女を許し、心の支えとして絶えずかばい続ける娘の朋子。――古風な花柳界の中に生きた母娘の肉親としての愛憎の絆と女体の哀しさを、明治末から第二次大戦後までの四十年の歳月のうちに描く。

 


最近の物では「花宵道中」がお勧め。こちらを原作にしたマンガシリーズも出ているようだ。「さくらん」のように映画化が期待される。そして第137回直木賞受賞作「吉原手引草」は実に上質なミステリである。「悪女について」と同様、登場人物が次々と語っていく私の好きな小説スタイルである。時代考証とともに謎解きも十分に楽しめる。




【2014/06/09 08:50 】 | 本棚 | コメント(0) | トラックバック(0) |
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