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初北陸の旅(I)--メインはお鮨
北陸地方に初めて足を踏み入れました♫ 厳密に言えば、高山からの帰り道に一瞬高速で通りがかったようなのですがほとんど記憶にありません。

3県を十二分に味わうには二泊三日目一杯使っても無理でしょう。今回は夫とノワと一緒にとりあえず北陸ムードに触れ、第二弾を計画する下準備も兼ねての旅となりました。いつもどおり美味しいものを食べてゴロゴロとリラックスが我が家の定番でありますため、メジャーな観光スポットもレアな旅のツボもあまりご紹介できないのですが、よろしければしばしお付き合いください。


立山連峰


この写真ご存じですか?

「映画一本の世界で、映画のような世界に」

北陸新幹線開通で東京-富山間が2時間8分となったことをきっかけに、新聞2面丸々を割いて富山県が出した広告です。この富山湾から海越しに望む立山連峰の絶景が見たい!と夫が熱望したことから始まった旅の企画です。富山湾はこのたびフランスモンサンミッシェル湾やアメリカサンフランシスコ湾などの加盟する「世界で最も美しい湾クラブ」への加盟が認められました。

有名な黒部アルペンルートや黒部ダムなどは次回の絶景が期待できる夏か冬に先延ばしにして、今回は富山湾狙いという実に地道な計画です。


一泊目は「創業寛政三年 すいげつろうホテル」です。チョイスの理由は簡単です。北陸地方は残念ながら犬の泊まれる旅館やホテルが極めて少なく、ほぼ選択肢が限られました。このホテルは1室のみがワンコ専用です。寛政三年創業ということで趣あるホテルかなぁと期待しておりました。

すいげつろう


しかし、砺波駅前から推測されるようにごく普通のビジネスホテルでした・・・。ビジホのツインにケージを置いただけと思ってください。室内のホテルは未だかつて見たことが無いほどの小ささのバスタブなので浴場の貸し切りをお勧めしますが、お客の間の順番待ちですので、身体と髪を洗って終わりという感じです(ノワを部屋に置きっ放しにできないので順番に入ったためさらに慌ただしくなりました)。3階までエレベーターがないのも大荷物故少々辛いことでした。

と、デメリットばかりを並べてしまいましたが、ここからはよいことを。ご主人と女将さんは非常にフレンドリーで、犬好きということが伝わってきました。最初に出会った富山県人がこのように温かい人柄であったことで、富山の印象がぐっと良くなりました。


すいげつろう2


旅館レベルではないものの、海産物を中心とした朝夕食は家庭的なお味が絶品でした。大好きなバイガイと釣ったばかりの鮎、ノドグロのお刺身、富山名産の白エビも美味しかったです♫ そうそうコシヒカリも。ここで注文した地酒の「立山」が気に入ってお土産に買って帰りました。


な、なんと、メインの立山連峰はけむって全く見えませんでした。そう、今は梅雨の真っ只中であったのです(涙)。私は比較的晴れ女なのですが、彼は曇り男なのです。カメラ小僧たちを引き寄せるあの絶景も次回のお楽しみの一つに加わりました。


その代わりにドライブ兼ねて富山グルメ探訪の一日となりました。富山湾鮨はどこを訪れても外れなし。「廻る富山湾★すし玉」は回転寿司というには勿体ないクオリティで、ノドグロや白エビを堪能しました。季節外れでホタルイカや寒ブリが味わえなかったことだけが残念です。


翌日は、片山津温泉に移動して金沢探訪です。続く--


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【2015/06/30 09:11 】 | 旅行・グルメ・いろんなお店 | コメント(2) | トラックバック(0) |
職人の技?
同業者、そして座業の皆様、腰痛でお悩みの方はたくさんいらっしゃると思います。

商売道具のPCよりもさらにこだわるべきは椅子。アーロンチェアは私の優秀な味方です。しかし、いくらいい椅子を使っても、やはり無理するとじんわりと腰が痛くなってきます。ジムの約週1回のヨガやピラティスも効かないではありませんが、ケアはそれだけでは全く足りません。

そのため、なるべくお風呂上がりにはストレッチだけでもこなすようにしています。相変わらずエクササイズ/リラックス系DVDは少しずつ増えています。ご興味のある方は過去記事を検索してください。最近お気に入りのDVDも近く紹介します。ただ毎日とはいかず、気を抜くと数日間さぼってしまいがちです。でも、数年前に苦しんだ坐骨神経痛は最近影を潜めています。整体や整骨院に通うのはお金も時間もかかるので、やっぱり地道に自分でケアが私には向いているようです。

そして、ストレッチの仲間が一つ増えました。




嵐の松潤やユーミンなどがTVやラジオで愛用していると語ったこちら。ジムで雑誌を読んでいたら詳しく紹介されており、矢も盾もたまらず溜まっていた楽天ポイントを消化してしまいました。


骨盤職人1


しかし、すごいネーミングですね。いろんな本やサイトで言われているように、腰の痛みは骨盤の歪みだけでなく、お尻の凝りや張りが原因であることが多いようです。テニスボールを使ったお尻ほぐしが知られていますが、慣れるまでしっくりきません。この骨盤職人は、骨盤の位置を直接矯正するというよりは臀部のマッサージが中心です。


骨盤職人2


ボールを使った「お尻ストレッチ」で有名なのは長野オリンピックの金メダリスト・清水宏保さんです。何回もオリンピックに出場している清水さんはハードなトレーニングの疲労が蓄積して「椎間板ヘルニア」と「腰椎分離症」を併発していました。彼がさまざまな試行錯誤の末にたどり着いたのがお尻ストレッチで、下半身の血流が一気に流れ出すので、腰痛だけでなく冷え症にも効果があるそうです。

私もこの数日、梨状筋(りじょうきん)をぐりぐりとマッサージしています。かなり痛い!座っている間、お尻の筋肉が緊張しきっているんですね。これを続けると小尻も実現するでしょうか(笑)。

骨盤職人3


ヨガマットが大好きなノワ。これを敷くと、すぐに飛んできて陣取ります。ヨガも大好き。犬のポーズは本家本元で、素晴らしい柔軟性です。今日もお付き合い願います。



【2015/06/24 08:50 】 | 美容・健康・おしゃれ | コメント(0) | トラックバック(0) |
小さな社会で--
今週は初北陸の予定が入っており今からワクワクです。雨に降られてしまうかもしれませんが海の幸を満喫してきたいと思います。もちろんノワも一緒ですのでワンコ旅にご興味のある方はご参考になさってください。北陸地方は犬の泊まれるホテルや旅館が少ないので宿選びにちょっと苦労しました。あと2件納品済ませてからの出立です。


そんなときですが、ウォーミングアップ代わりにブログをアップ。

昨日ジムでステップレッスンに参加しました。イントラさんは20代前半の男の子です。若い男性というだけでも体力に満ちあふれているのでキツいです・・・。学生の頃からジムには通っているのでジム歴はほぼ30年。その間様々なジムに通い、レッスンの変遷を見てきました。このところの(私のジム)傾向は若い男性イントラが増えているように思います。そしてその周りに必ず存在するコアなファン層。

そして自然の成り行きとして始まる恋のさや当て。イントラさんもお年頃ですので、彼女を作ったり結婚したりすると、それをきっかけにレッスンに参加するのを止めたり、はたまたクラブ自体を辞めたりする会員さんも出てきます。私は結構ジムを利用している割にそのような情報に疎いので、何だかメンバーが替わったね、イントラさんが辞めちゃったね、と思ってから数ヶ月後に知ることがあります。人の噂をしない、プライベートにできる限り口を突っ込まない、はジム通いを長く続けるための鉄則だと思っているので、そうした情報自体が入りにくくなっているのかもしれません。

ちなみに婚活の一環としてお茶やお花、料理、エステなどもありかもしれませんが、ジムは出会いの宝庫です。男女ほぼ同数なのでお誘いは頻繁にありますし、趣味が同じなので仲良くなりやすいです。私ですら若い頃は付け文(笑)を何度かもらったくらいですから、素敵な女子は定期的に通ってさえいれば引く手あまただと思います。お勧めです。


ジムは職場や学校と同様、小さな社会なので、本当にいろんな事件が起こります。人間関係のゴタゴタ、三角関係や不倫のような恋愛関係のもつれは勿論のこと、窃盗のような刑事事件すら発生します。ごく最近では別の店舗で会員さんが別の会員さんの私物を盗んだことが発覚しました。現行犯でした。ハードに身体を動かすこともあるため、救急車を呼ぶことや、そのまま亡くなってしまうこともないではありません。年配者の会員が益々増えていく将来、皮肉なことにジムでの怪我や死亡は増加することでしょう。つい最近も何年も一緒に同じレッスンを受けていたマダムが更衣室で倒れ、そのまま姿が見えなくなりました(心配ですが、個人情報なのでジムからその後について聞くことはできません)。

言うまでもなく、スポーツクラブは本来運動をする場所なので、その他のことはすべてシャットアウトすればいいのですけど、性別年代を問わず、身体を動かしたり、裸の付き合い(サウナやお風呂)をしたりすることを通じて、貴重な教えを得ることも、大事な友達ができることも確かです。

数年前に泳ぎながら亡くなった紳士。大騒動でも、本人は気持ちの良い最期だったことでしょう。



【2015/06/22 10:24 】 | つれづれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
チャイコフスキーの夜
「クラシックコンサート行く?」

と珍しい夫からのお誘い。取引先からチケットをもらったそうです。

「シンフォニーホール」は本当に久々で、クラシックコンサートも本当に久々で、ワクワクと出かけてきました。


炎のマエストロこと「小林研一郎(コバケン)」の指揮による大阪フィルハーモニーです。

kobaken.jpg


[指揮]小林研一郎
[独奏]松山冴花(ヴァイオリン)、長井浩美(オルガン)
[管弦楽]大阪フィルハーモニー交響楽団
チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」より“花のワルツ”
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 op.78「オルガン付


正直、チャイコフスキーはそこまで好きでもなくて、他の演目ならなぁと思っていたのですけれど、ニューヨークを拠点に活躍する松山冴花さんの超絶技巧がものすごく素晴らしく完全に引き込まれました。音楽に浸っている瞬間は、数十分が経過しているはずなのに一瞬なようで永遠なようで何かが溶け出してくる気がします。歌舞伎やミュージカルをの山場を見ているときのぞわぞわした鳥肌感とはまた違った感覚です。


コバケンさんが最後のアンコール時に、両親に連れられていった演奏会で初めてベートーヴェンの交響曲第9番を聴いて感動し、

「ああ、自分も絶対に作曲家になるのだ」

という天啓を得たとおっしゃっていました。グランドピアノどころかピアノもない家庭で、そこからは独学で勉強し、学校の音楽室に忍び込んで真っ暗な中で練習を積んだそうです。月光の一節を弾いてくださり、そちらの方がもっと聴きたかったかも。一流と呼ばれる人の一端を見た気がします。

シンフォニーホールのパイプオルガンの音色も素敵でした。偶然にも今年になってパイプオルガンに関連する文書を翻訳する機会があり、付け焼き刃で勉強したばかりです。実に奥深い楽器です。

「ものすごい睡魔が襲ってきた・・・」

と終わった後の彼。それも音楽会の一種の楽しみ方だと思うのです。これからは舞台にももう少し付き合って、文化的生活(笑)もするそうなので、誘ってあげようかと思います。


平日で時間も遅かったのでグランフロントの回る鮨「函太郎」で軽く晩ご飯。ネタは新鮮で、ボリュームも結構ありました。満足満足。



【2015/06/18 10:10 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(0) | トラックバック(0) |
「タベルナ・デッレ・トレ・ルマーケ」の巻-憧れの翻訳者ライフ
今回は前回よりも一回り上?の世代の同業者さんたち4名での食事会です。

そのうち半分が自宅の他に仕事用マンションを確保しています。Y嬢の仕事部屋見学も今回の集まりの目的の一つです。梅田から歩いて行けるという立地の良さ。

ビル街の真ん中の部屋は、日中は意外なほどの静けさです。しかし、リビングまであって優雅すぎます!(疲れたときはそこでお昼寝だそうです)。私と同じくトリプルのPCも、広々とした仕事部屋ではさらに使い勝手が良さそうでした。自宅も仕事部屋を確保しているので、まずまずの環境かもと思っていましたが、自分だけのお城はずっと素敵ですね。


フリーランス翻訳者のデメリットの1つが運動不足になりがちなことでしょう。私も犬を飼ったら少しは運動するかと思いきや、トイプードルは散歩量もしれており、ノワのようにミニサイズだと家の中を駆け回るだけでも十分なのです。ジム通いだけでは脚力は完全に衰えます。Y嬢は通勤で1日1万歩を確保だとか--。


しかし、通勤には数々の誘惑も・・・。

南森町の人気店「タベルナ デッレ・トレ・ルマーケ」に連れていってもらいました

タベルナデッレ4



タベルナデッレ3

タベルナデッレ2
(ツブ貝!のパスタ)

手打ちパスタが絶品です。コース料理は特に設定されておらず、アラカルトを何品か注文。他のビストロではあまりお目にかからないような取り合わせやマニアックなイタリアンが楽しめます。1人はお酒が弱かったので3人で赤白1本ずつ。思い切ってボルドーをチョイス。本日月曜日もワイン講座+オフ会なのに、本当にいい加減にしなければ。

タベルナデッレ1


メインは鴨で。再訪したいっと思っていたら、お店は明日で一時閉店だそうです。表だってはまだ公開していないのだけれど、数ヶ月後に北新地で再オープンとのこと。単価がちょっと上がるかもと懸念されますが、通いやすくなるかなと楽しみです。


PS.意味も無く大阪市内(梅田徒歩可能圏内)の物件を調べてみたり。ワンコOKだと費用も嵩むわ。

【2015/06/15 09:00 】 | 旅行・グルメ・いろんなお店 | コメント(2) | トラックバック(0) |
仕事も恋愛も
平日のランチ、立命館大学キャンパス内の「ガーデンテラスライオン」を再訪しました。


立命館ランチ3


ローストビーフは前回堪能したので、今回は栗豚のソテー。赤ワインソースが効いてます、ということで昼からやっぱり赤ワイン。


今週は、同業者のランチ、ディナーと約束が続いています。梅雨の真っ只中、まずランチは雨にも遭わず、なかなか爽やかなお天気でホッとしました。

今回は私を除きアラサーと30代の面々ら5名で。この30代という年代は、今後の一生の方向性がここで決まると言って過言でないほど、重要な選択が迫られる頃かと思います。40代以降でも新しいことは始められるし、巻き返しも逆転も十分に可能なのですけど、この年代でないとチャレンジできないことはやっぱり多いです。特に女性の場合、恋愛/結婚、出産、仕事--その狭間で大きく難しい選択に迫られます。

彼女たちの話を聞いて、

「あー、私も同じようなことで悩んだなぁ」

と昔を思い出して深く共感することしきり。今考えると、何となく流れと直感に任せて選択してきた部分が多く、それが最善であったようには思うのですが、自分が捨てたこと、思い切って決断できなかったこと、それらを選べば全く違った可能性が開けていたのかもしれないと、後悔ほどでもない未練が心の底には眠っています。今の知恵を持って人生を繰り返すことはできないので、何もかもが最善であったと考えざるを得ないのでしょう。


人間の器が小さいので、まだまだ碌なアドバイスができません。でも、ほぼ半世紀を生きてきたのですから、その中で身についた術のようなものは溜まってきているはずです。恋愛/人生相談はさておき、少なくとも20年以上、文章と英語に関わる仕事をしてきたので、いつもの英語の勉強から少し離れて仕事のスタイルや営業、お金(笑)のことなどをテーマに、これからの若い女性たち(と熟年世代にも)の参考になるようなセミナーができないかなぁと画策中です。

(恋と愛は人生の真ん真ん中にあるものだと個人的には思っているので、皆さんの恋の話や恋愛観についての考えを聞くのは大好きです)。


立命館ランチ4


私が通っているネイルサロンのお手入れモデルにSちゃんを紹介しました。甘皮をしっかり取り、お手入れを施した後、フレンチネイルで仕上げたのがこちら。シンプルなフレンチはやっぱり王道だわ!美しいです。


【2015/06/11 08:54 】 | お仕事・お勉強 | コメント(0) | トラックバック(0) |
梅雨入りとブルー
ついに関西も梅雨入りです。当分はうっとうしい毎日が続きそうです。でもめげてはいられないので、そんなときこそ物欲を満たす好機です(笑)。昨日までペルソナカード会員は阪急/阪神での買い物が15~20%オフでした。ほぼ10日間にわたり、本格セールに先駆け、ちょこちょこと夏服や夏用品を買いそろえていました。

夫も仕事はスーツでないので、男性にしては割とたくさんの私服が必要です。襟ありならOKで、同フロアの外国人たちは結構ラフな格好をしているらしいです。女性物を見るのも楽しいのですが、男性物の服も細部にちょっとしたこだわりが見られて興味深いものです。この暑苦しい時期だからこそ白系のジャケットをきちんと着ている男性は個人的に好感度大です。機会があれば戦利品を紹介したいなと思います。


私にしてはネイル、思い切った色にしてみました。基本的に好きなのは「ダスティカラー」。ダスティーパステルカラーとは、ふつうのパステルよりも少しくすんだ、落ち着いた雰囲気のある色のことです。そのダスティカラーのブルーをチョイス。


201506ネイル2


梅雨明けまでのこの期間、ネイルに併せて服装もブルー系が多くなりそうです。マットなくすみブルーは紺やブルーやグレーなど3~4色のネイルを混ぜて作っています。


ついでに一言。「マツコのネイルが可愛い」と思っていたら、やっぱり気になっている人続出でした。グレーが結構多くて気になってました。私も本当はもう少しグレイッシュにしたかったかも・・・。


201506ネイル1


全部がマットなブルーでは強すぎるので、片方1本ずつ白で抜け感を出しました。「たらしこみ」という技法を使って、3色のマルチカラーで雨粒?を表現しています。誰にも伝わらないかもしれませんが自己満足です。


新調した雨傘があれば、雨の日のお出かけも少しだけ楽しみになりますね。



【2015/06/08 09:02 】 | 美容・健康・おしゃれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
「マダム・イン・ニューヨーク」-人生の輝きを取り戻す旅
WOWOWは元を取るほど堪能している。6月からは「スーツ」、「プロジェクトランウェイ」の最新シーズンが始まる。WOWOWでの邦ドラマは地上波ドラマとはまた違って豪華な面々で、脚本も結構思いきったものが多く、4話程度で終わる長さも見易い。

そしてもちろん映画。特に「W座からの招待状」で流される映画に秀作が多い。W座からの招待状とは、ここでしか見ることのできない映画。長年、観ることができなかった伝説の作品。映画制作者たちが愛して止まない名作。そんな映画愛に満ちた作品ばかりをラインアップする劇場で、小山薫堂さんとイラストレーターの長友啓典さんがナビゲーターを務めている。

今回の作品は「マダムインニューヨーク」だった。




自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。専業主婦のシャシは、2人の子どもと忙しいビジネスマンの夫サティシュのために尽くしてきたが、事あるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、傷ついていた。ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、渡米したシャシは、「4週間で英語が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを決める。仲間とともに英語を学ぶうちに、次第に自信を取り戻していくシャシだったが……。主演はインドで国民的人気を誇る女優のシュリデビ。新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンをとった。


インド映画はほとんど見たことがなく、さほど期待せずに見始めた作品だったが、この数年間では一番と言えるほどのお気に入りになった。

小山薫堂さんが、

「仕事柄たくさんの女優さんにもお目にかかってきたが、今までお会いした中で一番美しい人だと思う」


と述べたように、ともかく主演のシュリデヴィの美しさとキュートさが半端ない。このときほぼ50歳だそうだが、ショットによっては20代に見えなくもない。

既婚女性ならば誰もが共感できるエピソードに満ちている。インドと日本ってもしかすると心情的にはかなり近いお国柄なのかもしれない。

そして、同業者であれば、彼女がニューヨークで体験することを心から自分のことのように感じられ、応援したくなるだろう。完全バイリンガルでもない限り、新しい言語を勉強し始めたとき、大きな壁に突き当たり、あるときは馬鹿にされたように感じ、自分のできなさ加減に歯がゆさと苛立ちを覚えるはずだ。でも一方で、新しい「言葉」の魅力とパワーに引き込まれ夢中になる。

彼女が、恋に落ちかけるフランス人男性と、ヒンディー語とフランス語で、お互いが何を話しているかも分からぬまま会話し続ける場面がある。フランス語のロマンチックな響きと相まってキュンとくる。映画の最後の彼女のスピーチがまた涙を誘うほど感動的だ。

あらすじとしてはごくシンプルで凝ったものではない。でも「ローマの休日」のようにそぎ落としたストーリーがストレートに心に響いてくる。たくさんの人々に是非見てもらいたい映画である。


【2015/06/04 09:04 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(2) | トラックバック(0) |
「忙しい」を封印して
ご無沙汰続きの旧友たちと、ご無沙汰している「さかなやいぬい」に。相変わらず店名通りに魚の味は絶品で、いつも店内満席です。





ようやくお香典のお返しを直接手渡すことができました。両親ともを見送った経験はないものの、似通った年代または境遇なので、今まで周りにあまり吐露できなかった心情を明かすことができ、少し心が穏やかになりました。どのようなときであっても、自分の中にある率直である意味醜いとも言える感情を一部でも吐き出すことができる相手は、気心の知れた友人だけかもしれません。夫は男性ですし、近すぎて逆にそんな感情を訴えられない部分もあります。親しき仲にも礼儀あり(笑)。、


2015いぬい1


「暇よ」、「大丈夫よ」、「空いてるよ」

ご機嫌伺いしたり、お誘いしたりしたときに、間髪入れずにこうして返してくれる人が好きです。もちろん家族や家庭、仕事の事情で本当に自由時間が少なくて、付き合いに割く時間をとれないという人もたくさんいるでしょう。また、約束事が嫌いで、体調や気分に合わせて決めたいので安請け合いをしたくないという人もいるでしょう。スケジュールを埋めるのはある種のストレスになったりします。あるいは、実際には優先順位が2番、3番、それよりずっと下というだけのことかもしれません。そうした気持ちはすべてよく分かります。


私自身、連絡を受けたとき、つい「バタバタしてて」、「いろいろ立て込んでて」というような台詞を返してしまいがちです。でも、近頃は「忙しい」という言葉をできる限り使わないようにしようと決めました(口癖のようになっていて難しいんですよね)。

というのも冷静に考えると特に忙しいわけではないのです。育児や介護をしながら仕事もこなしている兼業主婦や、土日にしか休みを取れないキャリアの会社員、彼女たちに比べるとどう考えてもゆったりとした日々を過ごしています。仕事の締切が重なって慌てることも多々ありますが、ゆっくりと目覚めて、ジムに出かけて、寝る前には晩酌で好きなドラマか映画を一本見て--それのどこが忙しい?


多分「忙しい」と口走ってしまうのは、やりたいこと、やるべきことを先送りにしてしまう言い訳にすぎないのかもしれません。そして「忙しい」と口にした瞬間、本当に追われている気分になってせかせかした気分になります。

本当のところは、びっしり詰まったスケジュールも、余裕無く動き回ることも、苦手で性に合わず、そこを無理に変えていこうとも思わないのですが、家族や友達に聞かれたときは、

「大丈夫、やっておくよ」、「いつでも時間を作るわよ」

と答えて上げられるような心の余裕を持ち合わせていたいです。


【2015/06/01 09:19 】 | つれづれ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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