スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 |
不倫考(III)(完)-掌返しは禁断の手
お待ちの方がいたかいないかは気にせずに、不倫考(III)をアップ。

(I)、(II)でこれってどうよ、と個人的に感じる不倫スタイルを書いてみた。だが、世の中には何となく許せる(いや当事者ならば許せないか)、いつまでも女好きのドンファン(死語)タイプの男性がいる。既婚者となっても、周りの女性たちに甘く、優しく、ついふらふらとついていきそうな声をかける男性たちだ。たとえて言うなら石田純一や古くは岡田真澄氏だろうか。あるいは、この人ならば仕方がないと何となく周りを納得させる魅力をまき散らす男性。「平成の無責任男」高田純二氏や、母性本能を呼び起こす懐かしの日野正平氏、希代の色男エビゾーなど。いや、彼らが現実には浮気し放題かどうなのかは知らないが。

しかし、(II)でも書いたように、一般人の既婚の浮気者が周りの女性を魅了し続けるのは至難の技だろう。よっぽどの才能かもしくは財産を持ち、アラブの石油王のように第2、第3、第4夫人までを満足させる器量のある男でなければ、なかなか周りの信頼や敬意を保ちつつ愛されるわけにはいかない。周囲は生温かい目で見ているものだ。

それでも、不倫男性が後を絶たないのは、当然ながら相手をする女性がいるからだ。何くれと面倒を見てくれる奥さんの力も含め、既婚男性はある程度小奇麗で、そこそこの歳なればそこそこのお小遣いを持ち、そこそこの人脈やら知識やらを持っている。ぱりっとしたスーツ姿で美味しいお店に連れて行ってくれたりする男性にある種の憧れを抱く女性の気持ちは自戒も含め分からぬでもない(W不倫のケースはまた別)。

それに加えて、多くの女性は多かれ少なかれ自尊心を満足させられることが大好きだ。男性もそうなのかもしれないが、恋愛面にかけては女性は「選ばれること」で自尊心を満たすように思う。他の○○よりも自分が選ばれた。だからいざ自分が手に入れてみるとそれで満足して、なんだこんなものかと手放したりもする(笑)。

「奥さんとうまくいってなくって・・・君のような人が奥さんだったらなぁ・・・」
「君ともっと早く出会っていれば(君と先に出会っていれば)」
「君と会ってはじめて人を好きになるという気持ちが分かった」

(多数変形例含む)

もう定番中の定番。皆さんも一度くらいはこの手の言葉を投げかけられたことがあるのではなかろうか。定番の口説き文句やプロポーズは意外と嬉しいし、傍で聞いてもほほえましいものだが、既婚男性のこの手のセリフはむず痒い。周りはまた出たか!と思うが、言われた本人は舞い上がることもある。最初は話半分と流しつつもミイラ取りがミイラのパターン。ここまで来ると、いや、奥さんとあなたと同時に出会っていたら、絶対に(おそらく、8割9割は)奥さんを選んだはずだから!と言いたいけれど無駄な忠告なのだ。

そういう「妻を落として恋人上げる」という種の口説き文句を吐くのが、私の嫌いな3つ目のパターンなのだ(もちろん、妻や夫の愚痴を冗談やノロケや単なる世間話でネタにするのはOK)。その手の男性が、実は休日は妻とルンルンお買い物を楽しんだり家族でお出かけしてたりする。実際に妻が「じゃ離婚しよ」と言ったら、頭を下げて謝りまくるのではなかろうか。

まあ、これも鉄板の口説き文句ならいいとしよう。だが、そういう口説きに乗らない女性も世の中には多数いる。袖にされた女性を「愛嬌がない」だの「変人」だのと掌返しで今度はバカにしたりそっけなくしたりする器の小さな男性が少なからずいるものだ。逆に誘惑されたけどフッてやったと状況を入れ替える輩までいる。プライドが許さないんだよね。酸っぱいブドウはKYOKOの専売特許だが、よき大人の男性でも酸っぱいブドウが好きなのね。

(I)~(III)にかけて浮気男性を貶してみたものの、愛にかける男性はある意味で嫌いではない。結婚は大きな賭けで、1回で自分と相性のいい相手を見つけるのは実は奇跡のようなものかもしれない。失敗だったと思えば、鬱々と人生を過ごすよりは潔く新たな人生にかける方がよかろうと思う。だが、恋愛や結婚にリスクヘッジを取るのは潔くない。リスクヘッジの対象は金でなく人の心だから。何かを得るには何かを失う覚悟が必要だ。そういう覚悟を持って、生涯恋多き男として、山城信吾氏のような最期を迎えるのもそれはまたそれでいい気もする。

うわ、まだ書けそう。いつもながら長々と与太話にお付き合いいただき謝謝。



スポンサーサイト
【2009/11/30 10:27 】 | つれづれ | コメント(4) | トラックバック(0) |
みんなで乗ろうよ
思いきって半年ぶりにジムで計量。以前にも書いたと思うが、私の通うジムにはIN BODYなる機械があって、そこに乗って測定を行うと、体重や体脂肪はもちろんのこと、全身の筋肉バランスやら水分量やら筋肉量やら何やらかんやらが綺麗なカラーグラフとなって出てくるのだ。

最近、体重は変わらないのに、ジャストウェストだったスカートがきつい、ローウェストのパンツに肉が乗る、なんだか全身がふにゃりと膨張しているような気がしていたのだ。夏バテで少々落ちた体重も元通りである。

やはりだ。体重は一緒なのに、体脂肪2%アップ。筋肉量が1kg減って、代わりに脂肪量が1kg増えている。重さは変わらないのに見た目と感触が変わったのはこのせいか。数字は正確だわ。最近、ジムに行っても腹筋20回、マシンも10回を3種類くらいという、やってもやらなくてもどうでもいいような筋トレしかしていなかった。ピラティスクラスも半月入っていない。筋肉が増えるわけもない。よって基礎代謝量が減る。放っておけば負のスパイラルだ。

KYOKO体重計.jpg

長年の習慣で毎朝の体重測定だけは続けている。まず何事も己を知ることが大事だから、この習慣は何かしらの役に立っているのかもしれない。体脂肪はさておき、体重は専業主婦約1年間の激太り時代(1年間で7kg増)を除けば、独身時から+2kgを±1kg程度の誤差を含め約15年ほど保っている。この2kgを落とすのはやめた。努力してもなかなか落ちないのもあるし、40を超えてのスリムは下手をすると貧相だったり老けたりしがちだからだ。しかし、上記のように基礎代謝量が減っていけば、同じ食事を続けていると体重が微増していくことは間違いない。今、意外と分水嶺かも。

小自慢させてもらうと、皮下脂肪は増えているが、内臓脂肪がめちゃめちゃ少ないと言われた。平均を100とすると30くらいだそうだ。肉はどちらかと言うと苦手、揚げ物はキッチンが汚れるから(笑)極力外で。市橋某の留置所での食事メニューを見ていたら、なんだ私とそう変わらないじゃん、留置所暮らしも食事面では割と大丈夫かもと思った、基本和食系粗食女である。野菜も好きー。おかげで成人病にはなりにくいかもしれない。超スリムながら、糖尿病→痛風で苦しんだ父親を見てきた娘としては、生活習慣病はとても怖い。


ノワ体重計.jpg



★PET HEALTH ペット用体重計★


ノワにも私と同じ朝の習慣をつけることとした。今日の体重、1.07kgなり。最初にノワに会った時は500gだったから2倍になったのだ。今は子犬で身体を作る時期だからダイエットなどは無論無縁で、ばくばく食べさせている。まずはこの倍の2kgを目標に。ちっちゃいトイプーも可愛いが、健康でプクプクした固太りのトイプーを目指したい。長生きさせたいもの。

ノワだって一応女の子。ダイエットしなくちゃ!と焦る時がいずれ来るだろうか。ともかく、1人+1匹で毎朝体重計に乗ろう。そうそう、あと1人の腹の肉も最近気になるところ。本当は彼にも乗ってもらいたいのだけれど拒否されている。

【2009/11/27 09:36 】 | 美容・健康・おしゃれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
婚活の場によくってよ?
三連休がひとまず終えた。本来ならば、だんなさんの誕生日でリクエストを受けているコートを買いにデパートへ、その後少しだけ豪華な食事、興が乗ればそのまま紅葉狩り。友人とは少々早めの忘年会。そんな休暇を夢見ていたが、希望通りとはいかなかった。

連休明けの締め切りを平気で提示するクライアントは、翻訳者などに休みはいらぬと我らを女工とでも思っているのか。しかし、同業者はご存知の通りよくあるパターン。ちょっと前までの私ならばさくっと断っていたかもしれないが、扶養家族の増えた今は、娘(笑)にセーターの1枚でも買ってやらねばと思い受けるのだから偉いものだ。もちろん彼のコート代も。

そんなキチキチのスケジュールの中、前日までばくばくがっついていたノワの食欲がぱたりと止まった。走り回ることもなくベッドでずっと眠っている。ウンチも下痢気味だ。食いたくない奴は食わずともよい、と大人ならば放っておくが、子犬の場合急変もあり得るという。念のため病院に連れていくことにした。

ミタの通院していた病院は24時間365日対応の設備の整った立派な病院だったが、その分お値段も上等だった。おかげで腫瘍の手術も成功し、お世話になったのだから不満を言うつもりは毛頭ない。しかし、ついこの春の辛い通院生活を思い出すと目がしばしばしてくる。それもあって、ブリーダーさんも勧めてくれ、近所でも評判の良い動物病院に行くことにした。ワクチンもここで打った。

病院に着くと、なぜかトコトコ歩き始めノワの元気が出てきた。待合室の中は、
「うわ~、ぬいぐるみみたい~♪ 可愛い!可愛い!」の嵐だ。
ちょっとこわもてのおじ様が近づいてきて、
「それは成犬かね?」と訊く。
「まだ3ヶ月なんです」と答えると、
「そうだと思ったよ~」とぐしゃっと顔をつぶして笑う。

ノワはというとまだ恐いもの知らずで、誰にでも愛想を振りまいてぺろぺろ手を舐め、おまけに嬉ションまでするものだから待合室中で注目される。待合室にいるどの犬も猫も可愛いのだけれど、子犬だからしょうがない。今のうちはノワがアイドルになってしまうのだ。今だけだよ。

そんなに重病でないうちは、動物病院は結構楽しく、長い待ち時間も暇で困ることはない。サングラスを頭に載せ、長い巻髪でしゃらしゃらと入ってきたお姉さまの愛犬はチワワ、ちょっとくしゃっとした顔の(失礼)おばちゃんの愛犬はフレンチブルドッグ、可愛い小学生のペットはウサギ。何だか飼い主とペットの顔までがシンクロしていて面白い。

私は犬ももちろん猫も大好きだから、飼い主の誰とでも話がはずむ。超美形のシャム猫を連れたおばさまと話し込んだ。
「目がレッドなんて珍しいですね、素敵だわ」と言うと、このシャムは怒ると目が赤くなるのだそうだ。穏やかな時はブルーらしい。当然病院に連れてこられた今はレッド。

石川遼くん似の爽やかな青年が、当人と何となくしっくりこない痩せた老犬を連れて入ってきた。犬は彼から少し距離を置いて、寂しげな眼をして座り込んだ。おば様がどうしたのかと訊くと、
「昨日、ふらふら迷子になって歩いていたんです。首輪をしているから迷い犬かと思って保護しました。ご飯をあげたけど食べないし、心配して連れてきました」と答える。

そうか、不安で不安で、それでそんなに淋しい眼をして座っているのね。可哀想に。

でも、なんて心優しい素敵な青年なのだ。携帯のアドレスを教えてください、友達に紹介するから(笑)。冗談は抜きにして、飼い主は今頃蒼い顔をして必死で探しているのだろうか、それとも捨てて逃げて行ったのだろうか。首輪に去年の鑑札番号があるらしいから見つかってくれるといいが。

動物病院も人間の病院と同じように、たった1時間程度の間でもいろんなドラマが垣間見える。待たされても誰もがとげとげせずに楽しくおしゃべりでき、ほんわかとした時間がそこを流れている。本来、犬や猫はこんなところには来たくないのは当然だけど。

さて、ノワは、先生の出した高級餌はばくばく食った。単に餌に飽きたのかもしれないという。コラ!整腸剤を3日分もらって家に帰ると、また前のように元気に走り始めた。やんちゃは困るけど元気のないノワはもっと心配。杞憂に終わって良かった。そのせいでスケジュールがさらにキチキチ。

赤ちゃんを抱えた翻訳者ママって、この10倍大変だよなと思いつつ、今日も頑張ろう。

【2009/11/24 09:37 】 | 家族 | コメント(4) | トラックバック(0) |
不倫考(II)-「水槽の中で」
(I)を書いてしまったので(II)も一応書いておかねば。

基本的に恋愛は非常に個人的な問題なので、よそ様の行動をどうとかこうとか言うのは格好良くない。人それぞれに事情はあろうというものだ。でも(I)で書いたように、良い悪いではなく好き嫌いでまた勝手に書かせてもらおう。ブログだもの。思ったままをリアルに井戸端でやってしまうと反響も広がりかねない。

(I)で「秘匿する気のない」不倫(浮気を含む)はMYルールにそぐわないと書いた。あと2つ、嫌いなタイプの不倫がある。

1つは「井の中の蛙型」と言おうか「小さな水槽型」と言おうか、ともかく、ある種の団体やコミュニティやサークル内で次々に獲物を狙うタイプだ。たとえば、会社、PTA、趣味のサークルなんかがこれに当たる。次々と相手を変えるというのもどうかと思うが、こっちが気付かないのであればまあいいとしよう。それが限定された空間内だと気付かないわけにはいかない。おしなべて女性という生き物は第六感にたけ、噂話も大好きで、当の本人でさえ(いや本人だからこそ?)自らの恋愛事には口が軽くなってしまう。女性と書いてはみたものの、男性にもオトメンならぬ男おばちゃんのような人はけっこういて、その手の情報収集能力がある人もいる。

私のもといた会社はデパートではないが、完全男女平等で女性への厚生も充実していたせいか、女性の割合がとても大きかった。会社自体もまあ結構な規模である。ということは、男性にとっては割とモテる美味しい環境にあるということだ。加えてアルバイトの女子学生やパートさんもたくさん出入りする。そこでは実に様々な恋愛争奪戦が繰り広げられた。独身同士ならいいが、それに既婚男性が参戦する場合がある(既婚女性はまず参加しない)。いわゆる初物食い(下世話ですみません)の上司は、可愛い新入社員やアルバイト生が毎年入ってくるものだから、トウのたった彼女は捨てられる。

いい思いをしたのだからとおじ様をもてあそぶ余裕のある女の子は、何事もなかったかのように元に戻るが、運悪く純粋?で思い込みの激しい女の子は修羅場るか会社を去る。周りの人間はたいがいのいきさつは分かっているのだけれど、こういう場合、忠告や意見は何の意味もなさないことはおわかりだろう。

他人事とは言え、同じ水槽内でこのようなことが起きると、少なからずチームの和のようなものが乱れる。引っかかる奴がアホやと切り捨てる人もいれば、女性に同情的になる人もいる。仕事やプライベート面で美味しい思いをした(と思い)と苦々しく嫉妬する人もいれば、ドタバタを楽しもうとひっかきまわしに入る人もいる。みな、聖人ではなく普通の人間だもの。

ただ、結果的にはやはりいいことはない。良き同僚や仲間だった人が消えたり、何となく互いの心の中にひっかかりが生まれたりもする。そういう浮気男と付き合った女性は、不倫の元カノというレッテルが張られてしまう。そんなことは気にせずに強く新たな恋愛に進む女性が過半数だけれど、何となく不倫癖みたいなものがついてしまうこともある。

一番美味しい思いをしたのは当の既婚男性だろうと思われるかもしれない。しかし、やっぱりそれは違う。いくら仕事ができようと、いくら人当たりがよかろうと、いくら外見を整えようと、その男性は彼を知るほぼすべての人々からの敬意や信頼を失っている。上司は仕事もでき(できずに女の尻を追っかけてたら単なるアホ中のアホ)、話題も豊富で、人間や男としての魅力はあったかもしれないが、尊敬する気にはなれなかった。彼の言う言葉をすべて信頼を持って受け入れることができなくなった。特に年を経るごとに。まあ、敬意なんていらん、と男性諸君は思われるかもしれないが。ちなみに私が男性に最も重きを置くところは、年齢を問わず尊敬できるかどうかだ。

あ、長くなって2つ目がかけそうにない。そして、単純にアホな不倫男の話もいろいろあるが、またいずれ。私は女なので当然女性目線、男性に厳しいことはご容赦あれ。

【2009/11/20 10:08 】 | つれづれ | コメント(4) | トラックバック(0) |
ついに解放されるのか
歯のケアには結構気を使っている方だと思う。2,3ヶ月に1回の検診とクリーニングも欠かさないし、夜の歯磨きタイムは下手すると30分くらいやっている。ホワイトニングも一応やっている。美容のためというより、将来インプラントや義歯で高額をはたかないための先行投資のつもり。

UTOCOでの壮絶な体験(覚えている方がいるでしょうか。ご存知の無い方は旅カテゴリのウトコ記をご参照のこと)を経た鬼門の一番奥の奥歯。疲れたり多量のストレスがかかったりすると大抵この歯が厄介を引き起こす。親知らず関連でのケア不良がたたって、一時期、歯周病になり、フラップオペなる手術(歯茎をメスで切開し、ビリビリとはぎ取って、そこを掃除し、また縫い合わせるという恐るべき手術)まで受けた。聞くだに怖そうな施術だが意外と大したことない。行きつけの歯科の先生は大学病院にいたせいか、腕はなかなかのものだと思う。そのおかげで、歯周病はほぼ完治し、虫歯も何もない健康な口腔に生まれ変わったわけだ。

・・・だが、神はそこまで甘くなかった。今度はその歯が知覚過敏に襲われるようになった。何度も薬を塗ってもらったり、その他様々な治療を施したりしたが、数ヶ月たっても痛みは治まらない。シュミテクトも何本も消費した。冷たいビールを流し込むと、その歯に当たった瞬間、キーンと脳髄に刺激が走り、ひどい時は数時間治まらない。経験のある方はその感じが分かっていただけるだろう。歯磨き時などのうがいのときも、寒くなった今は水をぬるま湯に調節しなければならない。面倒なので、片方の頬でものを噛むようになる。エステに行った際、エステシャンに「右頬が凝ってるねぇ」と指摘された。このまま某女優のように(笑)顔が一方に歪んだら大変だ。

一生懸命、この歯を手当てして頑張ってきたけれど、限界だ。ついに神経を抜こうということになった。神経を抜くと歯がもろくなるというので何とか粘っていたのだ。虫歯でもないのにもったいないが、爽やかにアイスをほおばりたいもの。

神経を抜いて2日目。まだロキソニンを飲みつつ、こうしてPCに向かっている。こういう時に限っていつも通り仕事や何かのスケジュールが詰まっている。でもやっとあの痛みから解放されると思うと、ちょっとうきうき気分だ。頭痛と歯痛だけは本当に耐えがたい。集中力も何もかもはぎとってしまう。ナチスの拷問に、歯の神経を刺激するというものがあったらしいが鬼だ、まさに鬼だ。

ということで、またしばらく通院の日々。歯医者ネタもう少し続きます、では。

【2009/11/18 09:29 】 | 美容・健康・おしゃれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
声かけられまくりなのだ
最近の私。ウォーキングを始めてみた。ただ、通りを歩いているだけで、すれ違う方々からものすごく視線を感じる。しかも熱い視線。老若男女を問わず、もちろん若い男性も。1番すごいのは女子高生だけど。ちびっこにも分かるみたいだ、魅力が。勇気のある人は思い切って声までかけてくる。

「可愛いね」と。

そんな度胸のない人は、静かに通り過ぎるけれど、やっぱりこっちにさりげなく視線を向けている。最初は驚いたように、そして段々と目尻が緩み始める。去りがたいかのように歩く速度が落ちる。

40を過ぎて、こんな体験ができるとは夢にも思わなかった。スーパーモデルにでもなった気分。



あ、正確に言えば、人々の視線は私の顔ではなく、数十センチ下の胸元でスリングから顔をのぞかせているノワに向けられているのだが。

ノワ20091111(2)
(毛深いペア)

2回目のワクチンを済ませ、抱きながらの散歩を始めた。室内でリードをつけてこそこそ練習しているが、きちんと私についてお散歩できるようになるにはもう少し訓練が必要なようだ。やっぱりしつけは甘くない。根気根気。

「可愛い~」と声をかけられる気分は悪くない(だから、私じゃなくって)。
50代くらいの婦人がささっと寄ってきて、
「まあぁぁ、トイプードルね!まあぁぁ」となでていった。
女子高生の集団は、
「うわ、犬や。ぬいぐるみちゃうやん。超ヤバい~」と騒ぐ。
私はというと、まるで自分の手柄のように、
「まだ2ヶ月半なのよ」と答える。

病院の先生の言ったとおり、老若男女問わず、人間にいらいたおしてもらうことが今の時期には大切なのだ。そのとおり、出会う人々に触りたおしてもらっている。友人たちにもようやく我が家を訪れて対面してもらう。

赤ちゃんをベビーカーに乗せて散歩を始めた新米ママもこんな体験をしたのだろうか。あと半年も経てば、ノワも大きくなって、こんなにちやほやされることも少なくなるだろう。それまでの間、私にも少しいい夢見させてもらおう。

【2009/11/16 09:05 】 | 家族 | コメント(8) | トラックバック(0) |
「THIS IS IT」--天才ゆえの喜びと苦しみ
筋金入りのハードロック少女→主婦S嬢に「THIS IS IT」観に行かない?と誘われた。マイケル・ジャクソン、そこまで好きな訳じゃないし、他にも観たい映画あるんだけどな、と思いつつ誘いに乗ってみた。バンド主婦Rちゃんも誉めてたし、他の音楽好きな人々も絶賛しているし。

それにIMAXでの映画鑑賞、未体験だったこともある。ちなみにIMAXとは、

高画質を得るため、通常の35ミリの10倍以上、70ミリの3倍以上という、巨大なフィルムサイズを採用し、独自の真空巻き上げシステムで水平に映写機に通すことによって、現在利用されている最も大きな映写システムよりもはるかに大きな映写映像を作ることが可能である。立体音響も加わり臨場感あふれる画像を観客は体験できるIMAXを上映する劇場は8階建てほどの高さの映写スクリーンがあり映画の中にいるような感覚を強めるために急勾配に傾斜した座席群を持つ。また立体映画も可能。IMAX映画は、飛行感覚や自然界の様子を再現する映像において非常に力を発揮してきた。

このIMAXが観られる館は、川崎・菖蒲・箕面・名古屋と日本でたった4つしかないのである。北摂ジモティとしては折角のマイケルの映画、サラウンドで聴けるチャンスを逃す手はない。

 ヴィソラ
(ヴィソラはもうクリスマスの雰囲気)

すごいよ、すごい。IMAX。音響も3Dさながらの映像も超ド級だ。お値段は2000円だけれどもその価値はあるかも。あ、あんまり前の方の席は取らないこと。近すぎてクラクラして最初は頭痛しそうだから(←私)。真ん中からちょっと後ろのセンターがベスト。

しかし、IMAXよりも何よりも驚いたのがマイケル・ジャクソンの最後のコンサートの中身だ。リハーサル風景を見るだけでも、莫大な額を投じ、一流の中でも一流のアーティストや技術者、スタッフを揃えており、そのクオリティの高さがよく分かる。正直なところ、失礼な話だが、私はこの映画を観るまで、借金に首が回らなくなったマイケルが金策のために開くコンサートだと思っていた。このたった2時間弱のメイキングを観るだけでも、彼の繊細さと純粋さ、音楽に対する情熱が伝わってくる。そして、彼は本物の天才だったのだということが。

チケットを買っていたファンたちは、この映画を観れば、悔しさのあまり涙が滂沱と流れることだろう。10万円払っても十分納得がいったはずだ。ファンでない私でもCDかDVDを買いたくなったし、このツアーが来日したならばチケットを買い求めたであろう(入手するのは無理だと思うけど)。こんなに才能あふれる人間を失ったことが本当に惜しまれる。


個人的には、天才の1つの形は、自分が頭で描いたクリエイティブなイメージを再現できることだと思っている。モーツァルト、ゴッホ、ピカソ、バリシニコフ、etc,etc しかり。マイケルは、自分の感性を音楽あるいはダンスとして発現させることができる。そして、求めるレベルが高いがために、徹底的なパーフェクショニスト(完全主義者)である彼は、天才が故の苦悩を十分すぎるほど味わっただろう。

翻訳もある種、自分のイメージをいかに文章にできるかが重要だ。英文を読んでいるとき、大抵の翻訳者は(そうだと思うけど違うかも(汗))、日本文に置き換えつつ読んでいるわけではなく、脳の中では英語でその文章を理解していると思う(うまく言えないな)。文を読みつつ、時には映像であったり、風景やイメージのようなものが頭の中には確かにある(やっぱりうまく言えないな)。だが、それを日本語の文章で表現することは何年やっても凡人の私には難しい。翻訳という作業には、これだという絶対的な正解があるのではなく、その人自身のセンスや感性が必要となってくる。単語と単語を置き換えてみればそれで済む話ではない。欲を言えば、正しい意味を伝えるだけではなく、例えばエンタメ寄りの仕事ならば、英語と日本語とで同じ空気感を漂わせたい。天才という人々はきっとその絶妙なキーを一瞬にして感じ取り表現できる人なのだろう。「THIS IS IT」を観てそんなことを何となく考えたりした。

ともかく観て損はないと思う映画である。もう1回観に行ってもいいくらい。特に関西人ならIMAXでどうぞ(2000円です)。

【2009/11/13 21:47 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(4) | トラックバック(0) |
不倫考(I)-「現役」自慢?
今日は、不倫っつーものについて、善悪を語るのはおこがましいので単なる個人的な好き嫌いで書いてみようと思う。

自らの半オフィシャルなブログで、その時々の恋愛事情?(悩みやノロケ?)を語る既婚者の知人がいる。私は特にモラリストっていうわけではない。浮気とか不倫とかをしていると聞いて「うわ~、近寄らないで」という潔癖主婦でもない。人の心は車のように思った通りにアクセルを吹かしたりブレーキをかけたりできないものだから、結婚していても恋に落ち、配偶者を裏切ってしまうことだってあるだろう。

でも、それを半分公開するのと秘匿するのとは大きな違いがある気がする。現状は同じじゃん、と言われればその通りなのだが、浮気というものにも最低限のルールってあるのではなかろうか。私はご存知の通り根が小心者なので、「知らないことはないこと」主義を貫いている。-チャンスを目の前に男で浮気をしない奴は100%いない-という俗説が真実ならば(これについてはもうちょっと語ってみたいけどそれはまた後日)、パートナーの行動を変えることは不可能だ。しかし、人の心は変えられずとも、自分が旦那を100%浮気をしない人間だと思うのは可能だ。ものすごく幸せじゃん。結婚って「他人を変えることはできない」ということが最もよく分かる体験だ(もちろん変えられる、自然に変わる部分も多々ある)。

だが、そのためには相手もそれ相応の努力は少なくともしてもらわねば困る。つまり、表向きだけでも「浮気なんてするわけない。奥さんが一番だ」という敬意を払ってくれることだ。頑張って秘匿するということは妻に対する、および自分の子供の母親と子供自身に対する敬意と礼儀だと思うのだ。それができないというなら、慰謝料+養育費のために財産すべてを投げ出してすってんてんになって新たな恋に身を投じればどうだろう。それこそ恋愛の醍醐味というやつだろう。8度の結婚をしたエリザベス・テーラーのように愛に生きる人生だ。

くだんのブログ既婚者男性は、なぜ公にしてしまうのか、イケメンをゲットした若妻、美少女の娘を持つパパ、ノワを迎えた私のように、可愛いの!素敵なの!見て見て!とどうしても全世界に発信したい欲望に駆られるのだろうか。だけど、ばれるリスクが一気に高まるし、一種の証拠にもなるやもしれぬ。実際、人の口には戸を立てられぬ、周りにはばればれだし。それに、誰にも知られてはならぬ2人の秘密。これももう一つの恋愛の醍醐味というやつではないのか。

共通の知人A嬢曰く、
「自慢なんじゃないの~」
K「(上に書いたように)若くってぇ可愛くってぇと彼女自慢したいの?ノワみたく?」
A「いや、オレ、まだ枯れたオヤジじゃないんだという自分の『現役』自慢でしょ」
K「『現役』って・・・かえって引くでしょ~」
A「大学デビューみたいなもんかねぇ。舞い上がってるのよ」
K・A「痛たたたた」


20代~30代前半くらいの女子なら分からぬでもない。禁断の恋に心を痛め、ヒロインのように切々と苦しみを訴える気持ち。もしくは、オヤジを掌で転がしつつ選ばれた特別感みたいなものを小自慢したい気持ち。どこかでバレて家庭争議になったならなぁという期待を込めた気持ち。妻に対する優位感をアピールしたい気持ち、etc.etc。中年男性の真意は分からない。モテアピールなら意味不明だし、現役アピールなら逆効果って気もする。よっぽどのプレーボーイが板に付いた男性でもない限り、世の女性の大半はおそらく愛妻家の男性の方に心を惹かれるだろう。それともやっぱり文章にしたいほどの感情のほとばしりがあるのだろうか。

不思議だわ、キモイわ、と思いつつもブログをチェックしてしまう私である。PCを開けた奥さんが偶然にも(必然にも)そのブログを目にすることがないようにと祈る。それともそれらすべてをご存知の上の放置プレイ?

人生いろいろ~男もいろいろ~♪

不倫考、もっと書きたくなっているが、そのうちパートIIで。

追記:私の敬愛する永遠のヒーロー、ロベルト・バッジオは幼馴染だった女性と結婚し、以後奥さん一筋という有名な愛妻家である。あのルックスと才能で恐ろしいほどにモテまくり、マドンナをして「世界で最高にセクシーな男」と言わしめた一途な男。やっぱりしびれる。
【2009/11/11 10:00 】 | つれづれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
私のおうちなの?
昨日、ついについにやってまいりました。ノワたん。

ブリーダーさんから約1時間にもおよび子犬についてのレクチャーを受け(トイレトレーニング、離乳食作り、部屋作り等々)、昨晩から我が家に仲間入り。

ノワたん20091108
KYOたん!

ノワが来る前に悪戦苦闘し、1時間強使った作り上げたノワのうちがこれでございます。

ノワたん部屋 
(黒い物体がノワ)

★リッチェルスライドサークル4点セット★


うーん、でかい。寝床とトイレとを仕切りで分けるつもりでしたが、大きすぎるとブリーダーさんに言われ、2部屋のうちの1部屋をとりあえず寝床兼トイレにしました。

組み立ては大変ですが、木製のブラウンが床のダークブラウンとマッチしてなかなかの高級感を醸し出しています。トイレトレーと屋根をオプション購入して計約3万円。悪い買い物ではないと思います。他にも同商品を扱っているショップがありますが、全くメールでの質問に答えてもらえなかったりしたのに対して、楽天のこのショップ、返信がすごく早いし対応も丁寧でお勧めです。

外に出るまではあと少なくとも1カ月はかかると思ういますが、買ってしまいました、スリング(中に入っているのはテディベアのぬいぐるみ)。まずはこれで公園デビューするのだ。

スリング

ブリーダーさんに言われたこと。
「あと10数年は共に過ごす相手。最初の1,2カ月があとの10数年を左右するんですよ。べたべたに可愛がりたいと思うけど、今は冷静に相手してね。じゃないと甘えたの我儘な子に育ってしまうから。くれぐれも引き気味でね」と。

特に環境が変わった1週間はいじり倒すと疲れてしまうので、ほとんどサークルの中に入れっぱなしにしておくように言われました。どうせ16~20時間は寝ているそうです。いやん、意外と暇。

だんなさんにも作らない朝ごはんを(コーヒーしか採らない主義です)ノワのために早起きして作った朝でございます。完食!いい感じ、いい感じ。トイレもトイレトレーに立派なウンチ。遊んで遊んでとまとわりつくノワをふりほどき、心を鬼にしてPCに向かっております。

ベッド、首輪、ヒーター・・・毎日のように届くノワグッズ。着せ替えごっこのように子供にお洒落をさせる母親を生温かい目で見ていたこともある私ですが今反省しています。非常にヤバい感じです。冷静に冷静に・・・・

これからもたまにブログに登場させていただきます。KYOKOともどもよろしくお願いいたします。

【2009/11/09 09:15 】 | 家族 | コメント(12) | トラックバック(0) |
完全犯罪と女たち
34歳詐欺女が捕まったと思ったら、次は鳥取で周りの男性が次々と不審死を遂げたという35歳女が現れた。同種の事故は連鎖すると言われるが、同種の犯罪も連鎖するような気がするのは気のせいか。

どちらの事件でも睡眠導入剤というのがキーワードになっている。前者の女の場合、今回車の中で発見されたO氏を除けば、男性らの死因は事故死(自殺?)で処理されており、O氏の死がなければそのままこの事件は表に出ないままだったかもしれない。

不思議なのは女の行動だ。次々と男性たちを騙すテクニックを持ち、ブログの文章を読む限り、結構高い知的水準を持つ女性だと思われる。それなのに、女が真犯人だと仮定すると、車の中にキーがない、練炭にO氏の指紋がないetc,etc、あまりにも偽装工作がおざなりすぎる。行き当たりばったりすぎて、推理小説好きの私としては、なぜだ!と頭をひねることばかりである。

ドラマ「古畑任三郎」では、完全な策を弄したはずの犯人の手から水が漏れる。十津川警部(西村京太郎トラベルミステリーシリーズ)は、あの面倒くさい時刻表を読み解き、犯人のアリバイを破る。しかし、現実社会では勧善懲悪とはいかず、闇に葬られた完全犯罪が本物の犯罪の数倍存在するのであろうか。死体が発見されないために事件化されず単なる失踪と扱われている殺人事件はかなりあるという話を聞いたことがある。「失踪」自体、この日本ではかなり多いのだ。

ちなみにWikipedia曰く、
完全犯罪という語は、一般的に以下に挙げる条件の、一部または全てを満たす場合に使用される。

犯行が露見しない
被害者が見つからない
加害者が判明しない
証拠が見つからない
トリック(犯行の手法)が見破られない
法的に裁かれない(法の目をすり抜ける…など)
加害者が捕まらない(時効まで逃げ切る、捜査範囲外に逃亡する、天寿をまっとうする…など)


モラルの問題やらストーリーの問題やら何やらで、完全犯罪よりも犯罪が露見し犯人が捕まる小説の方がずっと多いことは言うまでもない。だが、数は少ないながら完全犯罪を扱った名作もある。その中の最高傑作の1つだと個人的に思っているのがコレ。

カトリーヌ・アルレー著「わらの女」
翻訳の仕事をする知的で打算的なドイツ人女性ヒルデガルデ、34歳独身。彼女が見つけた新聞の求縁広告は“莫大ナ資産アリ。ナルベクはんぶるく出身ノ未婚ノ方、家族係累ナク…”というものだった。こうしてすべてが始まった。そして彼女は億万長者の妻の座に。しかしそこには思いも寄らぬ罠が待ち受けていた。



34歳の翻訳者・・・もしかしたらこれを読んでいるあなた?(笑) 1956年に書かれた作品だが、現代でもその内容は全く色褪せない。元女優カトリーヌ・アルレー自体、詳細な経歴は明らかにされておらずミステリアスな存在である。こんなゾクゾクする犯罪者を小説で読めば、かの34歳女の犯罪など実に単純だと思えてしまうのだ。

ウィリアム・アイリッシュ著「幻の女」とともに、古典ミステリの名作中の名作「女」シリーズ。未読の方はこれを機に(?)是非どうぞ。

【2009/11/06 11:57 】 | 本棚 | コメント(2) | トラックバック(0) |
冬の風物詩と姪っ子と
11月に入っていきなり風が冷たくなった。滋賀や長野の山では雪が降っている。ニュース映像では、銀座でショッピングしている男性が「今日着ようと思って」とダウンジャケットを購入していた。私もダウンジャケットとはいかないまでも、今年初めてダウンベストをおろした。暑いのは超苦手だけれども寒いのもやっぱり辛い。毎年冬になって「あ、寒いってこういうことだったんだ」と新鮮に驚く。人間の脳なんて数四半期も経てばもう冬の寒さを忘れてしまうんだな(私だけ?)。

この季節になると、周りに必ず受験生を持つ母親、父親が出てきて、ちょっとした緊張感が伝わってくる。中学/高校/大学受験を目の前にした受験生を持つ友人も多い。早々と推薦が決まってのんびりしている友もいれば、推薦枠を取れずに肩を落とす友人も、ラストスパートに必死になっている友人もいる。もちろん主人公は友人ではないけれど。ただ、自分の努力では何ともしがたく、しかし、自分のことのように、いやそれ以上に子供の行く末は気になるもののようだ。

ある友人は、息子の推薦が駄目になったと分かった後、道をぼうっと歩いていて何度も車に轢かれそうになったという。
「何だか自分のせいなような気がして・・・」
そんなバカなと思うけれど、少し理解できるような気もする。
「飲みに行くのは当分やめておくわ」
という人もいる。自分は夜食作るくらいしかすることないんだから、遊びに行ってもいいんじゃない?と思っても、やっぱり気になるんだろう。もちろん、子供は子供と変わらずにアクティブに遊びまわっている母親もいる。どっちがいいなんて私には解りっこない。

姉の子供の姪っ子3人も、ついに末っ子Mちゃんが大学受験を迎える年になった。これで受験も仕納めだと姉も張り切っている。ところが事態はそう簡単ではない。Mちゃんは芸大を目指しており相当道は険しい。今年はもう捨てて(!)浪人覚悟だという。私はその辺よく分からないのだけれど、芸大・美大を目指すにもいい予備校と先生が必要らしく、それは東京にしかないらしい。もちろん今も先生にはついているが、やっぱり東京の先生につきたいようだ。目指しているのも東京の芸大である(言うまでもなく、地方で独学で受験を突破できる優秀で才能あふれる学生もいると思う)。

姉はいいマンション(アパート)は抑えられてしまうからと今年中に住居探しに東京に行くという。ついでに私も行かないかと誘われた。やっと東京だ!と喜んだものの、ノワたんが来たばかりでお留守番は可哀想か・・・と今悩み中。ちなみにだんなさんは今東京出張中。

この不況を背に、奨学金はすごい倍率らしい。友人も去年かなりの奨学金をあたってみたが全部はねられたという。女の子の東京独り暮らし、どれだけお金がかかるだろう。学費も(落ちれば予備校費!)芸大ならそこそこかかりそう。贅沢すぎやしないかとさりげに姉をいさめてみたけれど、最後の子だし、何とかその夢をかなえてあげたいのだそうだ。おばあちゃん(My Mother)の財布が底を尽きれば、次は私が援助せざるを得ないかも(笑)。

○○家の金融危機だよ!でも、女の子でも大きな夢を抱いて、それを実現させてほしい気持ちもある。若いっていいなぁ、夢があるっていいなぁと純粋にそう思う。既に人生の半分を過ごした自分には、ちょっとまぶしく、だが、近くから遠くからできることがあれば応援してあげよう。


【2009/11/04 11:54 】 | 家族 | コメント(0) | トラックバック(0) |
「沈まぬ太陽」--JALの未来と御巣鷹山と
「不毛地帯」のドラマ化を組んでかケーブルでも山崎豊子シリーズを組んでいる。私は山崎豊子の最高傑作は「華麗なる一族」や「不毛地帯」を抜いて「女系家族」だと思っている。なんせ出が女系家族だから(笑)。同じく船場を題材にした「花のれん」や「女の勲章」なども読みごたえがある。そう言えば「白い巨塔」も阪大医学部、「華麗なる一族」も神戸銀行(=今の三井住友)をモデルにしており、いずれも大阪の風土が透けていて面白い。

   


この数日間、映画を観る前に(映画は観たいけれど長すぎてトイレが不安)、おさらいしておこうと「沈まぬ太陽」を再読している。「見てから読むか、読んでから見るか」ならば私は断然「読んでから見る」派だ。推理小説でもない限りネタばれはあんまり気にしない。自分の好きだった小説がどんなふうに映像化されたのかを比較するのが楽しい。まさにイメージ通りだわ!と感心するのもいいし(「風と共に去りぬ」etc)、ちょっと違った世界観が漂うのもいい(「ジョゼと虎と魚たち」etc)。おしなべて、小説を映画に圧縮するのは難しく、どちらも大好きとはいかないのだが。

「沈まぬ太陽」の映画版はまだ観ていないが、文庫本ならば5巻に及ぶあの長大作を3時間超にまとめきれるのかは疑問だ。どの辺りをメインに描いているのだろう。小説で言うとこの作品の圧巻は「御巣鷹山編」にあると思う。若かりし頃に読んだときはさほど感動した覚えがないが、今になって御巣鷹山のくだりを読むと涙がボロボロと流れる。大事な人を失う悲しみというものがひしひしと伝わってくる。自分も年を取ったってことだ。

偶然か必然か、今はJAL再建の話題がTVを賑わせている。JR脱線事故等、大事故の裏には一体何が隠されているのか、企業体質や労働組合や様々な社会問題が赤裸々にされていく。山崎豊子という人の取材力はやっぱり半端ない。

彼女の作品は読むのが少々辛くなることが多い。「不毛地帯」ならシベリアの極寒で、「沈まぬ太陽」なら僻地アフリカで生き抜く主人公の姿にこっちまで苦しくなってくる。「白い巨塔」も「華麗なる一族」もすかっとしたラストとは到底言えない。現実社会とはそんなものだと思えども、ハリウッド映画のようなスカッとする浄化作用は得られない(その点、「女系家族」はイイね)。ひたすら重いのだ。でも、ときにはあえてこういう本を読んでみるのも大事かと思う。


来週にはついにノワたんが我が家にやってくる。こんな風にのんびり秋の夜長の読書などとは言ってられないかも。早く「不毛地帯」を読み切ってしまおう。


【2009/11/02 09:52 】 | 本棚 | コメント(4) | トラックバック(0) |
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。