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「贖罪」と「つぐない」と
WOWOWで「つぐない」をやっているのに気づき、慌てて録画する。今日は完全OFFの予定で朝から早速TVの前に鎮座する。

ブッカー賞作家イアン・マキューアンのベストセラー小説を、『プライドと偏見』のジョー・ライト監督が映画化。幼く多感な少女の嘘によって引き裂かれた男女が運命の波に翻弄される姿と、嘘をついた罪の重さを背負って生きる少女の姿が描かれる。運命に翻弄される男女を演じるのはキーラ・ナイトレイと『ラストキング・オブ・スコットランド』のジェームズ・マカヴォイ。映像化は困難と言われた複雑な物語を緻密な構成でスクリーンに焼きつけた監督の手腕に注目。

原作を読んで、映画を観て、同じように感動することは滅多とない(私はほとんどこの順)。本を読みつつ、自分の中に映像が出来上がっているのだから、ある意味仕方がない部分もある。素晴らしい演出で味わいの違う映画に仕立て上げた場合は除くとして。

今回は実に珍しいパターン。数年前、マキューアンのこの作品を買ったはいいが、途中で何となくかったるくなり放り出して引っ越し前の本棚の魔窟の中に紛れ込ませてしまっていた。ところが、某氏が「つぐない」を観て感銘を受けたらしく、原作を持ってないかとメッセージを下さったのを機に探したところ、捨てられずに引っ越し後の段ボール箱の中に残っていた一品なのである。

贖罪贖罪
(2003/04)
イアン マキューアン

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映画版を観て、あぁこういう話だったか!と膝を叩くほどまともに原作を覚えていない。そりゃそうだ、読みきった記憶がないもの。でも映画は素晴らしい。恋愛場面と戦争場面を盛り込んだせいで消化不良の感は否めないが、原作の複雑な構成をよく映画化したと思う。特に少女時代のブライオニーを演じる女優がイイ!この役は確かにあのブルーの瞳でしかあり得ない。キーラ・ナイトレイが最初はこの少女役をオファーされていたそうだが、本人同様セシーリアに変わって納得だ。

そして、また音楽が素晴らしいのである。と思ったらやっぱりアカデミーの作曲賞を取っていた。さすがジェームズ・マカヴォイ。話の鍵となるタイプライターのキーを叩く音と音楽とが絶妙に混じり合っていく。サントラ盤もいいかも。

もう1回ちゃんと読みなおしてみたいけれど、当の本は某氏の元(いえいえ、進呈しますので返却は無用ですわ!!)。私もまだまだだわね。この書を読み解く知性に欠けていたのだわ。

一応、「本棚」カテゴリにUP。

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【2009/03/31 11:18 】 | 本棚 | コメント(0) | トラックバック(0) |
別宅(旧本宅?)にもお越しあそばせ
--お知らせ--

引っ越し前の楽天ブログでの「翻訳者つれづれ日記」。そのまま放置しておりましたが、意外とお買いものカテゴリのときのアクセスが多く、楽天時代のリンク先の皆さまのブログも見落とさずに済むかと、お買いものin楽天市場に限って楽天ブログを再開することといたしました。

早速「スキニー?レギンス?」として、再開第1弾をアップしてまいりました(暇なのかよ!(涙))。楽天以外の買物はこちらで紹介する予定です。

写真(もちろん顔以外)をアップするのは少々抵抗あるんですけれども、ネットでの買い物のとき写真付きレビューをとても参考にさせて頂いているので、Sサイズ(KYOKO:155cm,46kg)の皆さまの参考になればと、着画もたまにつけてみたいと思います。

ご興味がありましたらそちらも御贔屓に~(トップページにリンクしております)。

【2009/03/30 13:24 】 | お買物 | コメント(0) | トラックバック(0) |
関門海峡を泳いでまいりました
在阪15年。マックではなくマクド(発音に注意)と言うようになりました。


通りがかった道に10数人の行列。行列に並ぶのは好きじゃないのでいつもならスルーするところを「白いたいやき」というのぼりが目に入った。何だか気になる~。ちょうど人がはけつつあったので並んでみる。

黒あん、白あん、チョコレート、抹茶栗あん・・・いろいろあるけど、お試しするならやっぱりプレーンな黒あんにしようとこれから会う友達の分も合わせて3個買う。

白いタイ焼き

友人に「白いたいやきって知ってる?」と聞くと、
「九州で人気のやつやんなぁ。食べたことないけど」とかえってくる。
さすが、大阪の主婦、食べ物関係の情報収集が早い。東京にしか店舗がないスイーツやなんかでもなぜか知ってて手に入れてくる。これが関西女のクオリティ。

この白いたいやき、福岡でブレークしたらしく、一応元祖は「藤家」らしいが、ググってみるとやたらたくさんの店名が出てくる。私の買ったのは「博多一国堂」のもの。友人に言わせるとここのも結構メジャーらしい。

たいやきをイメージしてぱくつくと意外な触感に驚かされる。この大福にも似たモチモチ感はタピオカ粉を生地に混ぜているかららしい。お餅のようにずずぅ~と伸びる。ポンデケージョにも似た感じ。

あの食い倒れの街、ミナミの道頓堀にも「道頓堀 白いタイヤキ」がオープンしているそうだ。白だけでなく外側の色が淡い緑の「抹茶」やピンクの「さくら」もある。

はてさて、これが味とコスパに厳しい関西でも根を下ろすのか--
個人的には元祖たいやきや御座候のような生地の方が好き。餡子がぎっしり詰まってて、御座候は中高生の頃から小腹が減ったときの大事なお友達だったもの。白いたいやきは餡子の量がかなり不満。餅は餅屋って気もするし(あ、こういう意味?)。物珍しさでチェーン店もどんどん増えそうだけど。私自身はリピートするかどうか微妙。

そう言えばバームクーヘン屋も最近何だか増えてきた。ご近所にも1軒オープンした。
件の友人曰く「バームクーヘンなら『ねんりん家』が好きやわ」
東京にしか店舗がないのにやっぱり何で知ってんの~。銀座のお土産は松阪屋銀座でバームクーヘン買ってきてもらうんだった(通信販売なし)。早く教えてよ。関西ならそろそろ大丸くらいに入りそうな予感。


追記:K1の紀香がやたら綺麗。私服のセンスが悪いのか何なのか普段はどうも垢抜けない彼女だが(空港での恰好は何だ)、ドレス姿はさすがの貫録。ああもうどこかの油田持ちプリンスの数番目の奥方にでもなって、叶姉妹のむこうを張ってドレス姿で日本の芸能界を闊歩してもらいたい。

【2009/03/30 09:33 】 | 旅行・グルメ・いろんなお店 | コメント(6) | トラックバック(0) |
梅に鶯、桜に幕
梅は咲いたか~桜はまだかいな、ちょいなちょいな。

4月のネイルはピンクと決めていた。着物に合いそうな和風ネイルをお願いとネイリストさんに相談(着ないがな)。濃い目のピンクのラメに濃い赤でS字カーブ(というらしい)を引き、ストーンの大きさを変えつつラインに沿わせてのっけてみた。着物用(これは本当)のちょっと古臭いルビーの指輪にマッチしてる気がして満足。卒業式や入学式に出たい~。周りはこれで今大変そう。

200903ネイル(ピンク)

この季節になると1回は着ておこうと思うのがこのワンピース(キャシャレル)。何かを思い出さないか?そう、猪鹿蝶ならぬ梅に鶯、はい10点。梅に鶯は2月の札だからもう遅れ気味なんだけども。この花札という粋な遊び。賭博だろというのはおいといて、実に美しい絵柄で色っぽい。一揃い確かに持ってたはずなのにいつの間にか消えてしまった。

キャシャレル   ume-uguisu01.jpg

キャラに合うか合わないかはさておき、実は私ロマ子。花柄には結構弱い。ピンとくる花柄にはつい手を伸ばしてしまう。歳を考えろと言われても、田辺聖子さんみたいなおばあちゃんになるから平気。

ヴィヴィアン   TARA JARMON
(左:ヴィヴィアンタム、右:TARA JARMON)

本当に美しい人は、黒のタートルとパンツ、もしくは白シャツにタイトスカートなんかが1番引き立ってよいのだが、凡々の私は「花」で「華」をまとう。どこかのジャングルの発情期の鳥のように。

木の芽時、変な人々が街にさ迷いだす季節である。

【2009/03/27 10:09 】 | 美容・健康・おしゃれ | コメント(6) | トラックバック(0) |
結婚のつれづれ
WBC優勝めでたし。でもサムライ、サムライと選手もマスコミも連呼されてもな、侍ってどういう意味で使ってんの?と空気を読めずに書いてみる。今ちょうど浅田次郎の「壬生義士伝」読んでるものだから、ちょっと脳内では違和感。まぁいいや。でもイチローって確かにすごいヤツだけど、いつもイラッっとさせられるのはなぜ?


さて本題。この歳になると、フリーランスの私は結婚式に招待される機会もめっきり減った。最近は地味婚流行りというせいもある。でも、宮仕えのだんなさんは今でもそこそこ招待される機会がある。連休中に招かれた式では挨拶させられるんだよなぁと浮かない顔。昔なら友人代表として友人のエピソードなんか語っていたところを、いつの間にか相手は部下に変わっている。

思い起こしてみれば、自分の結婚式のときの仲人さん夫妻も今の私くらいの歳ではなかったか。上司の奥様はえらく美しく、黒の着物が映えて、完全に新婦の私が食われてしまった(涙)。あるよね~、こういうことって。新婦の友人が揃って美女揃いとか。仲人というしきたりも今は失せつつあり、そんなものをやらされることがないのは幸せだ。

紀香離婚の騒ぎの中、珍しく「はなまるマーケット」などつけてみたら、大地真央様がゲストで登場していた。芸能生活35周年のお祝いとかで、数年前結婚なさった旦那様と旅行三昧のご様子だった。パリ、ニューヨーク、グアム、バリ、モルディブ、ベローナ・・・何だかこの1年で数え切れないほどの海外旅行をしたそうだ。TVに出るとき、意外にも彼女は旦那様とのツーショットや写真をよく出してくる。それが普通の観光客(もちろん異常に美しいことは間違いない)のような凝っていない普通のショットが多くて、本当に楽しそうなのだ。旦那様は和洋中何でもこなせるお料理上手らしく、その手料理もよく紹介される。大地真央さんが姫であり続けられる理由の一端を見た気がした。

本当の本当のところは我々が知る由もないが、この大地真央さん、バレリーナの草刈民代さん、神田うのちゃん、このあたりの夫婦は似た香りがする。旦那さんがたは彼女たちがおさんどんや自分のフォローをしてくれることを多分望んでいない。家事だって得意なのかもしれないけれど、彼女たちがやる家事は日常の雑務ではなく趣味やエンタテイメントみたいなもんだろう。旦那様方は彼女たちの持つ美貌やら才能やら魅力やらをそのまま受け止めて、いや一層輝かさせる役割を担っている気がする、あくまで私の感想だけど。良きにつけ悪しきにつけ生活感の欠片は彼女らから匂ってこない。紀香ちゃんも実はこんな暮らしがしたかったんじゃないのだろうか。

話を戻そう。だんなさんが書いた祝辞の原稿をWORDファイルから見つけた。その中で、彼が部下に2つアドバイスをしていた。ざっというとこんな感じ。

1.「夫婦の間の記念日を大事にしてほしい。決して高価なプレゼントを贈れというのではなく、2人の誕生日、そして何よりも今日この日を毎年祝うことによってお互いに対する感謝の気持ちを新たにしてほしい」。

さすが記念日男だ。挨拶にまで組み込んでいる。

2.「元々他人の2人が出会った。お互いを変えようというのではなく、「違いを認め合う」ことを大事にしてほしい。その中で2人でルール作りをしていけばよい」。

ふうん、前も言ったように夫婦100あれば100の夫婦の有り方がある。彼はきっと我々の夫婦生活の中から、私を変えるのは無理だと悟ったのだ(笑)。言ってみれば私も同じだけれど。我が家のように2人きりの家族ならば、もうある程度出来上がった大人を自分好みに変えようとするのは至難の業だ。私にとっての常識は彼にとっての常識どころか非常識だったりする。逆もまた真なり。お互いを「理解しよう」という試みも投げ出した(悪い意味にはとらないで~)。一人の人間を理解できるほどの器量は私にはなく、強いて言うなら慮る、想像するくらいが関の山で、それが無理なら、この人はこういう人なんだと尊重する(=諦める)ことにした。

こんなこと話し合ったこともないけれど、彼も期せずして全く同じような結論に至っていたわけだ。偽善者の彼でも、さすがに心にもないことはなかなか書けまい。気合ってるじゃん!妥協もすり合わせも夫婦生活を無事おくるための重要な要素ではあるけど、自分がそのままの自分でいられなくなる人生は途中で息切れ起こしそうな気がする。私はそれでも結構自分が変化した気がするけど、それも相手が私をある程度放牧してくれたからかもしれない。北風ならぬ太陽さん。人を変えるよりはまだ自分を変える方が簡単だ。

陣内を見ていると、彼らしさが抑え込まれてた気がする。だからといって度重なる浮気はもってのほかだがね。紀香ちゃんも同じくだ。夫婦論めいたものを語ってみたが、私も先は長い。「認められない違い」が発覚する危機も先には待っていよう。この祝辞こっそりプリントアウトしておくんだったな。

追記:我が家のルールって何?と考えてみた。「外泊時には連絡すること」しか私はルールを提示した記憶がないけど。1度確認してみるべきか。


【2009/03/25 10:20 】 | 家族 | コメント(2) | トラックバック(0) |
春はお買い物から
本当に春ですわ。さすがに連休でダウンを仕舞い込み春支度に入った。といっても衣替えはまだまだ途中だけれど。全部屋火災報知機点検という恐ろしい行事があったおかげで少しばかり片付けが進む。

寒いのは苦手だけど特に冬が嫌いなわけじゃなかった。夏も何だかんだと楽しみが多かった。春は何となくその間で印象が薄かった。だが、歳を重ねるうちに、春を待つ想いが少しずつ強くなってきた気がする。梅や桜を愛でる気持ちが深まっていく。出会いと別れもある。「もののあはれ」みたいなものを1番感じる季節は春なんじゃないかと思い始めた。短く儚いからこそ美しい、そんなものを具現化したような季節だ、春って。こんなことを想うのも5月生まれというせいも少しはあろうか。

ってわけでお買い物(買い物かいっ)。S嬢には笑われたけれど、しょぼしょぼと春物を買い揃えている。だってがつがつ買えないもの~。

昔から気になっていたクロックス。お子さんのいる家はもはや必需品みたいな雰囲気。それでもアメカジ志向ではないので触手は伸びなかったが、クロックスにヒールモデル「sassari (ササリ)」があることを知った(発売は去年の夏から。ヒール有りならサイプラスも可愛い)。ヒールは8cmくらい。でもご覧のとおりウェッジ型なので超楽ちん。このフワフワ感がクロックスかぁ。

ササリ1-3ササリ2

この色目は「ホワイト/カーキ」。9色あって「チョコレート/ゴールド」や「マンゴー/キャンパス」と悩んだ。とりあえず今の洋服から1番合わせ易そうなカーキをセレクト。クロックスは大きめな作りなので1~2サイズ下がお勧め、とあってW6(22cm)を選んだのに、日頃は23cmの私でも少し大きめ。もう1足買いたそうと思っているので次はW5を狙おう。



ジムにはいつもレスポで行っていた。そのレスポも2年ほど使用してもうクタクタ。それに結構人とかぶるので(柄はさすがに違うけど)、新しいジムバッグ欲しいなぁと物色していた。それで見つけたのが「SKIP * HOP」

「SKIP*HOP」は共働きが多く仕事と育児に忙しいニューヨーカーのパパ&ママのニーズから生まれたNY生まれのマザーズバッグである。 子育て先進国のアメリカらしくママの使い勝手を計算し尽くしていて、豊富なアイディア・機能が採用されている。中はオムツや哺乳瓶やいろんなものが分けて入れられるように分断されてて、もちろん濡れてもOK。

CHIC1.jpgCHIC2.jpg

私が選んだのは「CITY CHIC」。さすがニューヨーカー御用達。スタイリッシュじゃなくって?お揃いの小さなポーチも付いていて、何とベビーカーにも取り付け可能なのだ。私には関係ないがね(笑)。横のポケットにはぴったりドリンクボトルが入る。ややデカすぎるのが難と言えば難。

去年も春夏を過ごしたはずなのになぜ着る物がないの~。それは流行が移り変わるせいもあり、着実に歳を取る自分と服とがマッチしなくなるせいもある。そのおかげでアパレル業界の人々はご飯を食べているのであろう。膝出しはさすがにきついなぁ。でも好きなんだミニも。笑って許して。

【2009/03/23 09:06 】 | お買物 | コメント(7) | トラックバック(0) |
「格差婚」の行く末は
お買物日記のつもりが朝TVをつけると紀香嬢離婚というニュースをいきなり聞かされ内容変更。

今月生田神社の結婚式に招かれているだんなさん、いやそれより当の2人極めて微妙な気分に違いない。まあ彼ら以外にも生田神社で挙式して離婚しているカップルは山といるだろうから気にすることもないのだが。それを言うなら、自分の結婚式で「永遠とともに」を姉妹で熱唱した姪もいささか複雑な心境だろう。あまりに陣内の弾き語りのインパクトが強すぎた。

一方、世間の皆さまと同様、2人の離婚にさほど驚きはない。3年で恋は冷めるという理論が正しいのなら2年はやや短すぎた感もあるとして。この恋愛賞味期限3年論(以前「NHKスペシャル」では、男女の脳からこれを一応立証してみせた)、意外と正しくって、アホみたいに舞い上がってドカンドカン放出されてたアドレナリンもさすがに3年もするとソースが尽きる。恋は人を強烈にアホにする。もちろんそれでも理性が飛んじゃわない素晴らしく理性的な人々もいる。でも、「一体どこが良かったのか・・・」と後で思い返して不思議に思う体験は誰でも1度くらいはあろう。それは恋だけではなく未練や嫉妬や妄想や意地汚さやライバル心や意地やいろんなものも混じり合っているんだろうが。

「格差婚」という言葉が、この2人の結婚で一躍脚光を浴びた。昔で言うなら「玉の輿or逆玉の輿」だ。ちなみにこの2人が真に格差婚かどうかはよく分からない。収入と身長とルックスはさすがに紀香嬢が上というのは見て取れるが、芸能界での立ち位置や人気は「格差婚」と言われるほどの格差はない気がする。逆に、芸人陣内との結婚で、紀香ちゃんのランクが実質よりも相当底上げされた感がある。アイドルならそこそこのルックスでも、それがアスリートや文化人となると超美女ともてはやされるようなものだ。

この2人のことは(当然)よく知らないから離婚の原因も当然よく分からないので、ここから一般論。格差婚なるもの、長年生きてくれば何度か見る。よくある普通の玉の輿なら、意外と問題はない。女性っつう生き物は上のレベルに自分を慣らすのは非常に上手だ。ごくごく平凡な一般OLさんでも、何の因果か上流社会らしきものに身を置くと、暇と金を掛け、数年も経てば付け焼刃ながらも奥様然としてくる。そして、自分を引き上げてくれた旦那様を立て、旦那様に教えを乞うことに違和感を覚えない。夫のステータス=自分のステータスと勘違いする奥様はよく非難を浴びるが、それがいい方向に向かえば、自分を高める努力を惜しまないとも言えるんじゃなかろうか。

逆に、逆玉の場合、男性が開き直って奥様のフォローに全身全霊を傾けるケースは、よほどの年の差婚とかでもなければなかなか見当たらない。自分より学歴が上、収入が上の妻、この不況の中、結構なことじゃございませんかと思うけれど、自分もそれにほぼ匹敵する何らかのステータスなり才能なり持っていて、ゆるぎない自信がない限り、卑屈になってしまうことが多そうな気がする。やっぱり男性はどんなときも自分を立てて欲しいのだ(注:下ネタにあらず)。また、同じことをしていてもヒモ男扱いされるのが男性の辛いとこでもある。

それでも、似た環境で育ってきた2人ならまだいい。難しいのが現状だけではなく、氏育ちからして違うっつうパターンだ。蝶よ花よ(古っ)とお嬢様として育ち、ピアノだオペラだお茶だお花だパーティだの世界で生きてきた女性と居酒屋パチンコ大好き男性とはどこかで齟齬が生まれてくる。男性が嬉々としてそのお仲間に入りパーティを楽しめるとは思わない。もちろんどちらが良いとか楽しいとかという問題ではない。某上場企業の社長令嬢、千秋の場合も実はこのパターンかと想像したりする。実家や育った環境は侮れないものだ。それを人々は同じ匂いと称する。ただ、自分が持っていないものに憧れるのも人の常。

近々結婚する知人男性がいる。メールで自らの結婚を「年貢婚」と言っていた(照れだよね)。私は「腐れ縁婚」かしらん。

追記:さっきネット記事を見たら、まだ離婚は確定ではないらしい。でもこの手の報道はやっぱり真実である可能性が高いんだな。紀香嬢帰国待ち。

【2009/03/19 10:24 】 | つれづれ | コメント(4) | トラックバック(0) |
100年後の2人
久々に辞書や参考書をどかっと買い込み本貧乏である。翻訳者としてはあるべき姿。小説はもっぱら図書館派に移行したが、辞書類はそうもいかず、しかも高っ高っ。廃業の折には初オークションにかけたいよ。

小説と言えば、2009年の今年は、あの巨匠2人が生誕100年を迎える。太宰治と松本清張だ。 43歳で芥川賞を受賞した遅咲きの松本清張に対して、 太宰は26歳の若さで第一回芥川賞の候補となる。社会派と無頼派とテーマも作風もずいぶん異なる。それぞれ享年39歳、享年82歳で亡くなる。そのせいか私の中では印象がかなり違う。太宰の作品は、教科書にも載る(「走れメロス」)というもう古典的存在だ。かたや松本清張はごく最近まで活躍してた印象。

太宰と言えば、「人間失格」。押切嬢ではあるまいし「人間失格」が愛読書と言うのはおもはゆい。この主人公は自分だ、と思う人と、そうでない人に、日本人は二分されるそうだ。自分は・・・うう~ん・・・微妙・・・。しかし、太宰好きのモエちゃん「モデル失格」という本を出したが、ものすごく繊細な人なのかものすごく心臓に毛が生えた人なのか分かりにくい不思議な感じな女性だ。もちろん読モからの筋金入りのモデルさんなのだから自己顕示欲が異常に強いのは当然のことだけど。

ちなみに、同書は
「女性ファッション誌「AneCan」のトップモデル・押切もえ。
現在、雑誌のみならずテレビやCMなど活躍の場を広げている彼女ですが、そこに至るまでには、実はたくさんの挫折や苦労がありました。モデルとしてのコンプレックス、不遇の時代、絶頂期の事故…決して順風満帆とは言えない半生を振り返りつつ、どんなときも努力をおこたらない、あきらめない姿勢の秘密=「HAPPYの見つけ方」に迫ります。「“生きる姿勢”ひとつで、人は誰でも幸せになれる!」。渾身のメッセージをこめてお送りする、押切もえ初の書き下ろしです」。
(「BOOK」データベースより)

とのこと。

いや、「情熱大陸」(笑)なんかで彼女の半生(彼氏の事故死や自身の怪我、ダイエットの苦難)などは聞かせてもらったが、どうせセキララに書くのなら自らの最大のシークレット(シークレットじゃない?)、読者が一番知りたいとこについても大胆告白してくれなくっちゃ。コンプレックスがあなたをここまで押し上げた最大の原動力で魅力じゃないの?愛ちゃんの「プラトニックセックス」には遠く及ばない。

あ、話が太宰から完全に離れてる。実は私、太宰はあまり読んでない。好きな作品を挙げろと言われ、強いて答えるなら「斜陽」かな。この「斜陽」を含め、今年は「ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~」と「パンドラの匣」の3作が映画化される。今更ながら太宰を復習してみようかという気になってきた。

一方、松本清張は完全読破している自信あり。「黒革の手帳」なんて確か中高生の頃に読んで、銀座の女に憧れたもの(笑)。「砂の器」や「点と線」は名作中の名作で映画も泣ける。女性の描写が唯一の欠点と言われる清張氏だけど、ダメンズ中のダメンズを主役にした「わるいやつら」は私一押し。短編も面白いんだよねぇ。こちらも今年は「ゼロの焦点」が映画化される。

「人間失格」-確か、学生時代に読書感想文を書いたはずだ。「ワザ。ワザ」しか今は記憶にない。


【2009/03/17 09:30 】 | 本棚 | コメント(4) | トラックバック(0) |
「夕焼けこやけ」-ホワイトデーはまったりと
週末はホワイトデー、何が欲しいか聞かれて、「物」よりも「時間」かなぁと気取って答える。「温泉でも行こうか。宿探してみて」と頼まれる。急なことで土日に空きがあるかどうかダッシュで調べてみる。早くしないと暖かくなってしまうもの。幸運なことに週末はまだダウンが必要な冷たい風と雨。

某巨大ホテル&旅館紹介サイトの人気ランキングで常に西日本の旅館でトップ、全国の旅館でも4位をキープしている旅館が兵庫県夢前町(地名がいいね)にある旅館、「夕焼けこやけ」である。

HPをチェックしたら土曜日は一部屋だけ空いていた。滑り込みセーフで予約を入れる。1月前のチョコレートケーキが一泊の旅に化けた。いつものように小海老で大鯛を釣り上げた(笑)。

夢乃井庵本館の離れにこの「夕焼けこやけ」がある。本館のロビーを抜け、渡り廊下を歩いていくと、この玄関にたどりつく。部屋は全部で17室、同じ部屋は1室もなく、全部屋に露天風呂が付いている。16歳以下は入れない、ほとんどカップルオンリーの宿だ。

夕焼けこやけ玄関

コーヒーや軽いアルコールが楽しめるセルフバーラウンジ。

夕焼けこやけロビー

お部屋食でない旅館に泊まるのは久しくなかったことだ。でも、この旅館は「プライバシー重視」、「泊食分離」がコンセプトらしく、最初の案内を除けば部屋に仲居さんやスタッフが来ることはない。間取りは座敷と寝室の2部屋。布団風ベッドなので、布団の上げ下げに気を遣わずに済む。

夕焼けこやけベランダ
(部屋からの眺め)

したがって、食事はダイニングの「わかば」で。でも、個室仕立てなので周りの客と顔を合わすことはない。旅館では知られちゃまずい旅行もあろうからね(笑)。

夕やけこやけのお料理の主役は、スタッフが目でみて舌で感じ納得した「地のもの」。この夢前町の地に根をはり、この地を愛する人々の手で作られた、美味しくて身体に優しい旬の食材を使っています。有機栽培で丹念に作られた野菜、この地でずっと作られてきた味噌や卵、女将のつけた漬物、選りすぐりの夢前牛・・・。
-夕焼けこやけのHPより。

全8品ほどのコース仕立て。2時間くらいかけていただく。部屋から大きな自家菜園が眺められるとおり、ベジタリアンにとっては嬉しい野菜尽くしだ。旬の野菜がたくさんいただけて実に素朴でヘルシー。器にも凝っていて目に楽しく優しいディナーだ。その代わり、山の中なのでお造りや魚が少ないのがちと残念。肉好き大食らいの男性には少しだけ物足りないかも。部屋に戻るだけなので安心して白ワインをボトルで頼む(飲むのは私だけ)。持って帰ってお部屋で残りを楽しめるから。

夕焼けこやけお風呂

大浴場は本館に2つ。パノラマ大浴場とやらは夜が男性貸切で、食後は残念ながらもう1個の大浴場に入る。お湯は少し濁った柔らかめの感触。外の露天はなぜだか客が私一人で、鼻歌を歌いつつ貸し切り状態で湯船に全身を浮かべる。至福のひととき。

嬉しいことに部屋にも天然温泉の露天風呂。小さいけど2人で入るには十分(我々は1人ずつ!)の大きさだ。温度調整もできるので24時間好きなときに野山を見ながら温泉三昧できる。ヒノキの匂いが芳しい。

この旅館、豪華絢爛な高級旅館の風情はない。でも、スタッフ一人一人の心のこもった接客が心を和ませる。帰りには握ったおにぎりをもたせてくれた。帰りのドライブ中に早速賞味する。巣ごもりして心身の疲れを緩やかにほぐす-そんな旅ができる場所だ。それが連続トップの理由だろうか。

我が家から高速で車を飛ばせば1時間半弱。本当にプチ×2旅行だった。まあいいや、今日からまた頑張ろう。


【2009/03/16 09:33 】 | 旅行・グルメ・いろんなお店 | コメント(2) | トラックバック(0) |
下天の内をくらぶれば(II)
「下天の内をくらぶれば」を書いてからとりあえず10日が経過。年始の出だしの悪さにあせり、少々対策を講じてみた結果をご報告いたします。参考になるかならぬかは真に微妙ですが、一翻訳者の意見として読んでみてください。一応「翻訳者つれづれ日記」だからお仕事ネタも不定期に出してみなくちゃね。

私がこのところずっとやっていた分野(メイン1社)が、この100年に1度(本当かね)の大不況とやらで大打撃を受けた業界物であったことは既に述べたとおりです。依頼数は半減し、底を打つのはいつのことか想像がつきません(でも3月からは少しずつ回復してきてます。さすがに研究開発費はそこまで削れません、っつーか削ってはなりません、来年度予算に期待)。そこで打った手はスタンダードな以下の3つ。

1.元のクラに営業
メインの仕事があまりに忙しすぎて、依頼を受ける暇がほとんど取れず、数年来不義理を重ねてきた会社が対象です。元々はビジネス、特に広告やリリース、マーケティングなどを中心に請け負っていたため(その後、技術系にシフト)、そういった翻訳分野の情報収集です。ある会社はローカライズとビジネスをメインにしており、連絡を取ったところ、私が最近細々と勉強している新分野の仕事も急増中とのこと。早速打診を数件受けました。もう1社はコンベンション(会議)関係がメインの会社です。コンベンション系は割と不況に左右されなそうでこちらからも連絡後、打診が数件入りました。不況といっても、全業種駄目駄目なわけではなく、無理をしない程度に間口を広めてみるのも打開への一歩です。

金回りのいい男についふらふらとついていき、簡単に見限った元彼。それでも「ご連絡待ってました」と優しく迎えてくれる元彼。おまけに自分から連絡しておきながら、いざとなったら断る私に「これに懲りず何度でも連絡してみますね」と超優しい言葉をかけてくれる元彼。貴重な存在です。いつまでもお友達でいてね。社員教育が徹底している会社は、何事にも手際が良いものです。リサーチでも評判のいい会社は業績も安定しているようです。消えた会社は1社もなし。

2.トライアルを受ける
暇だった1、2月に数社適当に選んでトライアルを取りよせてみました。1社不合格(苦)、1社書類審査のみで登録、2社合格(喜)、1社選考待ち、1社時間なくトライアル未送。合格した1社からは早速依頼があり、会社の雰囲気も悪くなさそうです。結果はまずまずといったところでしょう。

3.分野替えをしてみる
メインの1社は大手なので、大打撃を受けた部門からの依頼はどっと減りましたが、めげずに異分野について照会。小回りの利く小エージェントは融通がきき、コーディネータさんとも密なつながりができるのが利点ですが、大手のエージェントのいいのはこういうとこ。新たに照会した分野は結構好調なようで、ぽつぽつと依頼が来るようになりました。ここでそこそこの評価を受け、既翻訳者を押しのけたいところです(笑)。

それを期待して、登録していた別の大手エージェントに久々に連絡してみました。
「何を今さら、昔みたいに甘くありませんよ。まあ500円(英和できあがり400字)単価を引き下げれば考えてみなくもないけど、それでも仕事が出せるかどうかは分からりませんよ」みたいな内容を丁寧な言葉で突き付けられました。500円引きって!しかもここは私の取引先でも最低レートの会社です。そのうえ何を勘違いしたのか、全く関係のない分野のトライアルがいきなり送られてきました。

思い出しました。レートはさておき、この会社、社内での連絡も不徹底なくせに、社員全員が電話でもメールでも何だか不遜で上から目線だったこと。それが嫌で段々とフェードアウトしたはずだったのです。

「ま、頼むなら付き合ってやってもいいけど、あんたも年だし、俺の言うこと聞くならね~」とオレ様元彼。こういう自分の立場によって人の足元を見て態度を変える輩、現実社会でも大嫌い。翻訳者はエージェントにとって大切な金づるでしょーが。win-winの関係でしょーが。やっぱ腐っても鯛(嘘)、ちっぽけなプライドですがここまで妥協したくなく、さっさとお断り申し上げました。

なんだかんだやっている間に、依頼が多方から舞い込み、折角の仕事を断るはめになっています。やっぱり計画性がない馬鹿だ、私。また自分の首を絞めてます。自己ループ。

さて、翻訳って、材料や原価があるわけでもなく、どう値段をつけたらいいのか本当に分かりにくい商売です。業界基準といっても実は結構まちまち、会社や分野でも大きな開きがあります。実のとこ、高いっちゃ高いし、安いっちゃ安い。その中でコスパを考えながら適正価格を提示するのは至難の業かも。でも上記某社のように徹底的な価格破壊を打ち出して、キャリアある優秀な翻訳者が集まるとはとても思えず、スタートラインに立った訳者たちを集めているのかとも想像されます。「安かろう悪かろう」で本当にいいのか、それとも今や薄利多売で生き抜く道を選ぶ翻訳者も多いのか。

実に書きづらいレートのお話。下天・・・(III)があれば書いてみるかも?
【2009/03/13 08:51 】 | お仕事・お勉強 | コメント(2) | トラックバック(0) |
トロと旅してぇ~
SHIHOと秋山が結婚?!付き合ってたことも知らなかった。意外意外。SHIHOはビジュアル、特にポージングは最高なんだけど、しゃべらせたら賀来千香子以来の衝撃。いや、性格もとっても良さげで好きなモデルの1人。

さて本題。だんなさんがTOKIOへのプチ出張から帰ってきた。

一昨日、「お土産何かいる?」とメールが入った。お土産は無難に大抵お酒類。
「どこ?」と聞くと、ザギン(笑)にいるらしい。「銀座で買えるスイーツ希望!」とメールを返す。あえて店名は指定せず。すわピエール・マルコリーニか(食べたことないっ)、トシ・ヨロイヅカか、サダハル・アオキか(あ、後者2つはミッドタウン?)、ともかく期待膨らむ。銀座かぁ・・・心斎橋とは違うよなぁ・・・当たり前だ。

リビングに入ってくるなり、だんなさんが持っていた袋をひったくると、

トロと旅する

登場したのはなぜかトロ! 銀座スイーツって言ったじゃん。
「あ、トロ嫌い?」
いやトロは大好きなんだけど。トロのチーズケーキはどうでもいい。銀座からお台場に流れたそうな。

ちなみにトロを知らない人のために、
「トロと旅する」は、フジテレビ系列「めざましテレビ」の番組内で、2001年10月2日から2007年9月28日まで放送されていた約1分間程のコーナーである。プレイステーションのゲームソフト「どこでもいっしょ」シリーズのキャラクター「トロ」が日本全国を旅して回る旅情報番組である。風光明媚なスポットを早いカットにあまり情報性を前面に出さない映像作りと1970年代〜1980年代の洋楽をBGMにのせた、ノスタルジックなコーナーとなっている。

当初の放送時間は午前7時50分頃からだったが、2005年から21分早い午前7時29分頃に移動、さらに2007年4月からは1時間2分早い午前6時27分頃に移動した。このため、トロ大好きではありながら、2007年からはトロと出会うチャンスがめっきり減った。そして9月、トロは番組を旅立ってしまうのだ。

でも、2009年4月15日には「トロと旅するTHE MOVIE」がリリース予定。日本に指定されている世界遺産を旅するという。

トロと旅してぇ~。ううん、ミタと旅してぇ~。
【2009/03/11 09:20 】 | つれづれ | コメント(0) | トラックバック(0) |
「おくりびと」-死は門のようなもの
今更と言われるだろうが、ご近所のシネコンでアンコール上映が始まったのでやっと観てきた、「おくりびと」。土曜日のレイトショーで終わるのは深夜12時なのだが、座席は中高年者(笑)でほぼ埋まっていた。私は足を投げ出せる通路側の端っこ定位置をいつものように確保。

所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。

最近、暗めの映画ばかり観ていて笑いたいんだよね、と友達に言うと、「おくりびと」は泣くというより笑える映画だからいいんじゃないと言われた。予想に反してダダ泣き。日曜の朝は目が腫れてひどい有様だ。涙腺が緩くなるのが歳をとった証拠なのだ。

映画自体はさすがオスカーと思うほどの完成度とは思わない。私見だけどお葬式絡みなら伊丹十三監督の「お葬式」の方が良くできていると思う。本当に才能ある惜しい人を亡くしたものだ。「おくりびと」でも食べ物を使った場面がちょくちょく出てくるが、これも「希代のグルメ」の伊丹監督の食事シーンの方に軍配が上がる。それでも、山努がむしゃぶりつく河豚の白子、めちゃ食べたくなった。そうでなくても大好物なのに。

でも、ダダ泣きしたのは、人をおくるということが少しづつ身近になってきたせいだ。3年前の父親のお葬式までの出来事が頭を駆け巡る。順番で言うならば、これから母やら義父母やら姉やら義兄やら、もしかしたらだんなさんやら友達やらをおくる機会が巡ってこよう。世の中の誰もが逃れられない「死」というものを否応なく考え込まされるのが中高年以降の宿命なのだ。

残念なのはキャストの広末涼子。彼女の魅力は私にも十分分かる。28歳であれだけの透明感を保っているのは稀有なことだ。清潔感の中にぶるぶるってくるような色気を放つ女性だ。CMやグラビアに出てくると目を引き付けられる。だがいかんせん演技力が周りの達者な俳優陣にまるで及ばない。脚本の時点でこの美香という女性のキャラが曖昧なせいもあるが、やはり広末嬢は深い心の襞や陰影を演じきれるほどの女優ではない。ぴたっとはまる役だと彼女の魅力も生きてくるのだけれど(「秘密」や「バブルへGO!」なんか)、この役で彼女の最大の魅力の発声とアヒル口は浮くだけだ。どうせなら無名の劇団女優とか桜井幸子なんてどうだったろうと思うが、まあいろいろなしがらみもあるのだろう。それにこれは私がそう思うだけで、めちゃめちゃ広末の演技に感動するご仁もいよう。片隅ブログの書き殴りなのでご容赦を。

さて、この映画の中で広末演じる美香が「触らないで!汚らわしい!」と言い放つ場面がある。外国ではこの部分がどう訳されたのだろうと気になっていた。一応翻訳者(笑)。調べてみると「Don't touch me! You are unclean!」なのだそうだ。死=穢れという観念は日本人特有のものであろうか。お葬式に行った帰りには家に入る前に「清め塩」を身体に撒くものな。死体そのものを扱う納棺士に関わる差別意識がこの映画のキーポイントにもなっているけれど、uncleanは「汚らわしい」というニュアンスを伝えきれていない気がする。外国人はこの日本のお葬式をどのように受け取ったのか興味がわく。友人の旦那様は文化人類学の研究者で、世界各国のお葬式事情にも詳しそうだから是非講義を聞いてみたい。

笹野高史が映画の中で「死は門のようなもの」というセリフを言う(笹野氏の演技は秀逸だ。山努は言うまでもなく吉行和子と余貴美子も素晴らしい)。人は死という門をくぐって新しいどこかに行きつくとすれば、またどこかでおくった人々と出会える日が来るのだろうか。この映画の題名が「departure(出発)」と訳された理由がここにある。


【2009/03/09 09:14 】 | 映画・お芝居・TV | コメント(2) | トラックバック(0) |
あぶく銭の行方
年始から軽く営業活動を始めていたところ様々なレスポンスをいただき新たな悩みが浮上中。これは後日「下天の内をくらぶれば(II)」としてご報告予定。とりあえず今のところ元の多忙状態が復活し、こんな早朝からPCの前に座っている次第だ。

話変わって、ついに定額給付金の支給が決まった。これは多分一家に一口座で振り込まれると仮定して、だんなさんの分もお小遣いとしてもらえることが了承された(嬉)。だって、おじいちゃん、息子、お母さん、etc、いちいち全員の口座に振り込んでいたらきりがないんじゃないか。それとも市役所に行って現金で受け取るのだろうか。

この給付金の目的は「生活支援」なのか「消費拡大」なのか曖昧なままここまできた。どうも最終的には消費推進が主目的らしい。でも24,000円、ちょうど我が家の電気代程度(だから使いすぎだって!)。税金もどかどかやってくる季節。○○家もしくはKYOKOの生活支援にいつの間にか消えていくのは必然か。

それならこうしていたらどうだったろう。地域振興券みたいにクーポンにして、1年間という期限内に商店または商業施設でのみ使用可とする。集まったクーポンは、個人事業主なら確定申告の際、法人なら決算の際に税務署に提出して還付を受けるか免税措置を受けるのだ。面倒臭い?税務署はやたらきっちりしているので計算ミスや漏れが少なそうだ。ちなみに私の住む●●市の税務署は結構親切で、以前の確定申告で私が免税措置を忘れて記入した申告書を提出していたところ、後で電話を下さり、手続きなしで勝手に10万円ほど口座に振り込んでくれた。嘘みたいな本当の話。紙くずとなったらもったいないから皆様買い物に走るのではなかろうか。ま、いずれにせよ翻訳者にクーポンが回ってくることは皆無だろう。

臨時収入がもう1個あった。楽天でただいまプラチナ会員10箇月連続中の楽天ニストの私。今ならプラチナ会員様楽天カードに入会で8000ポイント進呈!というキャンペーンにやられ、ついに楽天カード(入会金および会費無料)を作った。そして同じく通販マニアの担当ネイリストさんにいろいろ教えていただき、楽天ポイントを貯めるのに勤しんでいる。

といっても簡単なことだ。たとえば、楽天は各種企業と提携していて、他で貯めたポイントを楽天ポイントに交換できる(ガス代や電話代も換えられるよ)。ご存じだろうがVISAのワールドプレゼントはおそろしくしょぼい。変えたいと思う商品がなかなかないし、あったとしてもすごいポイントを貯めなければならない(数百万円分くらい)。それがVISA1ポイント→楽天5ポイントに交換できるのだ。ネット上でやればほんの1分ほどの手間。2500ポイントくらい知らないうちにたまっていたので楽天ポイントに換えると1万数千円の買物ができる。あっという間に楽天円(円天にあらず)で25,000円くらい手に入った。

こんなことは楽天愛好者の奥様方はとっくにご存じだと思うけど。加えて、何のことやらと今まで気にも留めていなかった楽天マラソンやポンカンのシステムもネイリストさんから教わった。うわ、アマゾンで買っていた本を楽天ブックスで購入し、楽天デリバリでドミノピザを注文し、楽天市場でミタの餌を購入すれば、ポンカン(笑)でますますポイントが倍増されるのか。

分かっている。得したつもりが実は三木谷社長をますます儲けさせる楽天マジックに騙されているだけなのかもしれない。それにしても楽天は、やり方はウザいがやっぱり商売がうまい。人の購買意欲を見事に刺激する。そして、楽天で超高価な洋服やらバッグやら靴やらがあっという間に完売していくのを目の当たりにすると、本当に世の中は不況なのかと疑う。いるところにはいるのだ富裕層。いや本当の富裕層ならディスカウントの通販でブランド物は買わないか(笑)。

またもや長っ。つまり、意味不明のあぶく銭が数万円私の懐に入ったということだ。よーく考えて日本経済に少しは貢献しようかしら。


【2009/03/06 08:24 】 | つれづれ | コメント(2) | トラックバック(0) |
下天の内をくらぶれば
もうこの話は書きたくないのですがやっぱり不況ですわね、奥様。海の向こうからもこちらからもリストラの話題が聞こえてきました。友人も先月でパート先を解雇。当分はちゃんと家事を頑張るわ~と友人は笑っていましたが、生活のかかっている同僚の中には泣き出す者もいたそうな。ご存じのとおり(?)だんなさんは人事なのでどちらかと言えばリストラする側、これもまた実に嫌な仕事でありましょう。しかし当然ながら安穏とはしておれず、そんな立場など簡単にひっくり返ってしまうのが会社というもので、それでもなおその中でちまちまと働いていくしかないのです。

いやいやリストラか、派遣切りか、って他人事のようにTVを見ている場合ではないのが自営業。派遣ならせめて予告くらいあろうものの、フリーランスの私の場合、切られたことすら通知されず、いや切られたのか切られてないのか分からない一寸先は闇の出たとこ勝負の商売です。でも、自営業一家に生まれたせいか、羽振りのいいときはぱっと使い、不景気なときは質素に甘んじ、という生活を長年送っていたためアップダウンには元々めげない性分です。

久々にお仕事のお話を少しばかり。以前は分野の間口も今より広げており、ひよっこで営業に奔走していたので、常時10社弱程度との取引があり、スケジュール管理に追われていました。それも苦しく、次第に4,5社へ、そして近年は主に2社との取引に90%程度を依存していました。そのうち1社が今回の不況の大打撃をまともに食らった分野の仕事であったため、下手すれば今年度の収益は半減するということです。

フリーランスで恐ろしいのはやっぱりこれ。数社と絞って仕事をしていると、いわんや1社だけと取引していると、そこに切られれば一挙にアウト。自分の実力不足やライバルに負けたのならまだしも今回のように圧倒的に全体の仕事量が減った場合などは手だてに困ります(いや、実力不足は分かってます・・・)。一方で、そういうコンスタントに仕事を回してくれるクラをつかんでおけばスケジュール管理も収入確保も比較的楽です。相手もこっちの予定を押さえておこうと、別件が入る前に前もって依頼をかけておくため、他社の仕事を請け負う余裕がなくなります。私の場合、理想的にはメイン1,2社(50%)、サブ2,3社(50%)くらいの配分で常時4,5社と取引をするのがリスク回避の点ではよかったかなと考えています(あくまで2流翻訳者の私の場合)。結婚もリスク回避の一手段としては有効です(笑)。

しか~し、何につけピンチはチャンス。今まで興味はあったものの、なかなか時間が取れず手をつけられなかった分野の勉強時間が確保できました。これを機にフリーランスを廃業せざるを得ない翻訳者が出る一方で、自分の力を少しでもアップさせておけば、いざ仕事量が平常時に戻ってきたときは新たなクライアントを奪取する可能性が高まります(ブラックKYOKO)。もう一つ、御無沙汰していた旧取引先へのご挨拶や連絡をする中で、今のメインよりももしかして待遇いいかも?と温かく迎えて下さる会社があったこと。特に、そうした会社が、今後私が力を入れてみたい分野にも進出していることが分かりました。こういったマーケティング調査(また大げさな)の機会としても意外と不況もいいものです(笑)。ある意味、プラスに転じそうな予感?

でも、本当に世の中って不思議。つい数年前好況に沸いていた名古屋は今ひっそり。ホリエモンにひぃひぃ言わされていたフジTVは300億円超の賠償金を得てTV業界一人勝ち。あの夢のドバイがバブル崩壊。ものは考えようで、パート先を解雇になった友人も、綺麗に家を掃除して手の込んだ料理を出し、さらに家庭円満度が高まるかもしれません。やっぱり人とのつながりが大事だな、人の温かさが嬉しいなと実感させられるのがピンチのときです。VIVA不況!もはや開き直り(笑)。

「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」
これらもまたすべて夢幻。

【2009/03/04 09:27 】 | お仕事・お勉強 | コメント(8) | トラックバック(0) |
アゲアゲで行こう
2月は逃げるって本当だ。あっという間に過ぎ去って3月がやってきた。3月もこの調子で去るのかと思うと1年なんて夢みたいなものかもしれない。

だんなさんが風邪でもないのにクシュンクシュンし始めた。春が本当にやってきたのだ。私は幸いにもまだ発症していない。コップの水があふれ出すのを少しずつ待っているところ。

ネイル(マスカット)

何事も恰好から(笑)というのが私の信条だ。グルマンなら春を食す、自然派なら花を愛でる、私はまずネイルを変える。4月は桜のピンクと決めていたので、3月は吹き出す新芽のグリーン。「マスカット」という色目らしい。グリーンのラメにゴールドのマルカン(ゴールドの輪っか)の中に深緑のスワロ。後はシルバーの石を斜めにあしらっている。知人が出している手造りのアクセサリーの店で買った指輪は一点物だ。名前をつけるならやっぱりマスカット。ペパーミントグリーンは似合わないので洋服は持っていないけれど、小物くらいは許されよう。

200903ヘア2

1年半くらいぶりにパーマをかけた。「春らしくエアリーにふわカワで」と顔の赤くなるような注文を平気で出す。「この髪はセットが命だから絶対に覚えてよ」とワックスのもみ具合やスプレーでのくしゃくしゃ感の出し方を習いつつ、やっぱストレートボブが楽だったかもと一瞬後悔が頭をよぎるが慌てて振り捨てた。だって春だもの。

ネイルサロンはエステも併設していて、何と最近は整体とリフレ(足裏マッサージ)まで始めた。自営業者としてはそこんとこ気になったりする。不況の最中(どこでも不況の話だよ、美容院も客の来店間隔が目に見えて伸びたと言っていた)、腕は当然のこと、便利だとか快適だとか、美容業界も付加価値が大事なことは言うまでもない。ここのネイルサロンでは除去の1時間でベッドに寝っ転がったまままつげパーマをかけてもらえる(リフレにしてもいいな)。フランス貴族の姫状態だ。

よって、この週末で、ネイルきらり、髪ふわり、睫毛くるり、と一応春準備を終えた。なんと浅薄なという声が聞こえてくる気もするが、自分以外に誰が自分をアゲアゲにしてくれるというのか。

心機一転だ。花粉を持ちこまぬよう掃除もちゃんと始めて爽やかな春を迎えよう。

【2009/03/02 08:39 】 | 美容・健康・おしゃれ | コメント(6) | トラックバック(0) |
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