同情したって治るわけじゃなし
たまには東京らしいお土産買ってきてよ(何様)と言われただんなさんの昨晩の東京土産は「クリスピードーナツ」。やはり何事にも最低半年は旬を逃す人だ。せめてこっちでの話題作りにトシ・ヨロイヅカでも。それに元々ドーナツって甘すぎてあんまり好きじゃないし、歯も芳しくないし・・・いやいや仕事帰りなんだから!感謝しようよ自分。

クリスピードーナツ

このブログを読んでいる人だけでなく周りの友人も、うちのだんなさんを超優しいと勘違いしてる方が多い。これがそもそも勘違いかもしれないけど。

私はちょくちょく家で彼のことを「偽善者」、ああ無情の「情なし人間」と呼ぶ。

今回のPD含む体調騒動のことをこの前かなり凹んだときにちょっと話してみた。
私「ねえ、どう思った」
ダ「どうって・・・」
私「まず可哀そうになぁと思うよね」
ダ「『困った、どうしたらいいかな』かな?」(「困った」かよっ)
私「『困った』って!普通は可哀そうがくるじゃん!」
ダ「でも、同情したって治るわけじゃなし」(「同情するなら金をくれ」という安達ゆみをスターにのしあげたドラマ「家なき子」を思い出した)
私「同情では治らなくても、心が癒されて楽になるってことがあるでしょ」
ダ「ま、他人なら「可哀そうになぁ」でいいけど、家族じゃん。そういう問題じゃないと思うよ」
と言ってのけたのだ。

その後、数日間「同情したって治るわけじゃなし」は我が家の流行り文句となった。

ともかく、彼は顔は濃いけど情は薄い(笑)。今回の旅行でも(それ以外でも)オタオタしたり(つまり、パニクったり)、本当に同情のこもったというか悲しげな顔をしたり、ましてや涙を見せたりするのを見たことがほとんどない(AB型蠍座理系男ってこんなもん?)。なにせ、遅刻しておきながら、私をぽんと電車に押し込んで、発作を起こすのを見て冷静に薬を取り出す。発作が治まって、空港ゲートをよろよろ歩いているとき、「ちょっと待って、向こうで読む本買いたいから5分待って」と平気でのたまうのだ。機内でもANAの雑誌や地図(大好き)をのんびり見ながら、ほんのときどき私の様子をうかがう。さすがに手だけちょっとつないでくれる。

その代り、ホテルで遊びたくないとブーたれて私が寝てても怒らないし、ゲーゲー吐いても嫌な顔は全然しない(介抱もしないけど)。ぱらぱらパニック障害の本(鍵コメさんお勧めの著)を読んで、すぐ飽きて放り出してる。私だったら彼がパニに先になったとしたら、大騒ぎして本を読みまくり、病院を探したり、何をしたらいいんだろうと考えまくると思う。それがいいか悪いかは別として。むしろ私がオタオタ空回りしてるのがある意味可笑しいらしい。

「なーに、僕がついているから大丈夫」といつも言うことだけは実に立派だ。彼の生活ぶりは今もなお特に変わりない。しょっちゅう出張に行って、夜遅く帰って、休日もよくふらふら出かけてる。絵文字付きメールはよく来るけど電話にはまず出ない。

朝はぽんぽんと頭を叩いて「無理すんなよ」と出かけ、
夜は頭をくしゃくしゃと叩いて「今日も楽しいことだけしたか?楽しいことだけしろよ(最近得意のセリフ)」と帰ってくる。

さっきの会話の続き−
私「私の気持ちなんかまるで分かってないからそういうこと平気で言えるんだ」
ダ「結構僕、人の気持ちが分かる人間だから(爆)。KYOちゃんの考えてることなんて全部分かってる」
私「じゃ、言ってごらんよ」
ダ「悲しいかな、分かるけどボキャブラリーがないんだよな」
何だそれ。

何だか、自分がすごく愛されているように思う時もあり、ミタと同等の同居人として空気のように扱われてると思う時もある。私は20年付き合ってても、実は彼の気持ちの本当のところがちょっと見えない。普段は見通せてると錯覚してるだけなような。

ただ、「優しさ」の定義は別として、「ありのままの自分」というものが本当にあるとしたら、ありのままの私を今すべて受け入れてくれるのは彼しかいないような気がする。

追記:彼は「器がでかい」のではありません(会社の女の子に言われたらしい、超単純w)。たぶんその器はザルで、底が抜けているので大きいように錯覚するのです。私はそれを「器の広い人だわ」となぜか信じ込んで結婚したのです(苦笑)。

【2008/10/07 09:46 】 | 家族 | コメント(8) | トラックバック(0) |
長月の墓はなぜ暑い
週末は父の三回忌のため、実家に滞在。9月でめっきり涼しくなったと思いきや、ものすごい直射日光にやられ、危うく熱中症にかかかりそうになる。

9月15日は父の命日で、そう言えばあの日の葬式辺りも熱波にやられた記憶が蘇ってきた。そこから、ぞろぞろと車を連ねて料理屋に向かい蟹尽くしの会食。なぜか我が親戚たちは蟹が好きなようだ。

父親が亡くなってからは沈みっぱなしの母だったが、来週の3連休はお友達と北海道旅行というのだから心配には当たらなかったか。その日も朝4時起き!でお墓の掃除をして犬のシュンのお散歩。お墓への坂道を登り、へとへとで倒れかけの私を見て、こんなのウォーミングアップみたいなもんだとほざく。どんだけ元気〜。安心した。

父親は何度か書いたかもしれないが、私にとってはどこやらの「パパ」のような人だった。彼は自分の仕事と遊びが何よりも第一で、私は強いて言えば可愛い犬みたいなもの。一緒に旅行したり、遊びに連れて行ったりしてくれた記憶はあまりない。その代わり、何か食べてこい、何か買ってこい、とお小遣いはしょっちゅうくれた。名前を呼んで、頭をなでて、骨をねぶらせて、よしよしと言って終わりだ(比喩ですよ!)

だから父親らしい躾や説教なんかも受けた覚えがほとんどない。まあ私は表向き(笑)割と優等生タイプだったりして、面倒を掛けたりするようなむすめではなかったこともある(自分で言うか)。ある日、大学受験に向かう朝、パパがいたので「駅まで乗せてって」と頼んだら、「おう♪」(フットワークはめちゃ軽い)と車を出してくれた。そして「どっか遊びに行くんか?」と聞く。マジでずっこけた。結局その大学に通うことになったのだけれど。

私がどんな学校へ行き、どんな会社に入り、どんな夢を持って、どんな人と結婚したいと思っていたか、ほとんど興味がないように思えた。話し合ったこともない。私が楽しく、チャラチャラ綺麗な格好をして、機嫌良く毎日を過ごしていれば、それで十分満足だったのかもしれない。私が連れてくるボーイフレンドも父親という目で見るというよりはすぐにお互い男友達になってしまうのだ。しかし、今となっては父親の本意を聞く機会はない。

それが周りの家庭とはいっぷうかけ離れたものなのか、私が何らかの事件を起こしたならば、父親からの心の愛情を実感できていないとエレクトラコンプレックスのような心理分析がなされるのか、いや、すべては後付けで(あ、すべてではないな、確かに問題な家庭は存在する)、普通の家庭なんて探しても滅多にないもので、皆それなりに何らかの違和感を家族関係に感じつつ大人になっているのだろうか。

とはいっても、私は父親が好きだった。今でも実家に帰ると、いるべき人の不在に寂しさがよぎる。三回忌だ七回忌だ、いろんな行事に意味はあるのかと思うこともあるが、何十人の親族が集まり賑やかに過ごすことは、さびしがりだった父親にとっては意味があると思いたい。そして父へのみんなの記憶がまた少しばかり鮮明になる。

私は帰省するたび、すぐにああ疲れたと実家の冷蔵庫を覗き込む。お茶を入れてソファーでぐったりする。ふと気がつくと、だんなさんは仏壇の前で最初にお父さんに挨拶をしている。今回もやはりそうだった(苦笑)。
【2008/09/08 10:48 】 | 家族 | コメント(6) | トラックバック(0) |
お昼寝百景
引っ越しから2週間。「ここはどこ?」と探検しまくってソファの中(マジで隙間から中にもぐりこんだ)に隠れ住んだミタもすっかり慣れた。

なぜか吐き癖も止まり、1度も吐いていない。爪とぎも不思議なことに止んでいる。新しい爪とぎも用意して一応各部屋に準備しているが見向きもしない。ヘタレに見えて意外と大物?!それか主人と同様、新居がすっかり気に入ったのか。

皆様が心配するように、観葉植物にもいたずらをしない。花が飾れないのよ〜と嘆く世の中のネコ飼いは多いけれど、花瓶の花にも興味を示さないのがうちのミタだ。きちっと叱れば2度と仕事部屋の机にも上らない。良く言えばお利口さん、悪く言えば好奇心に欠けた猫。もしかして自分を猫ならぬ第3の住民、人間だと思い込んでるのかもしれない。

いくつかお気に入りの寝場所も確保した。

1.リビングのソファ
前からのお気に入り。爪の跡で革はボロボロ(泣)。
ミタリビング

2.リビングのカウンターボード
日光が燦燦と当たるここは新たな絶好お昼寝ポイントだ。オブジェを飾ろうと思っていたが、ミタに明け渡すことにした。
ミタリビング2
完全に後ろ姿はメタボオヤジ。もしくはツチノコ。

3.仕事部屋のベッド
私が仕事中は大抵ついてきて、ここでお休み。まるでストーカー。もちろんPCの前にいる今もココ。さすがに暑いのかベッドからやや飛び出している。寝相悪いぜ!
ミタ書斎  ミタ書斎2

本当、皆がせこせこと働く我が家の中で、食べて、寝て、遊んで、食べて、寝て、・・・の繰り返しの1匹(1人)だ。今度生まれ変わるならば猫だろう、猫。友達はもうちょっと欲しいけど。
【2008/07/25 09:20 】 | 家族 | コメント(8) | トラックバック(0) |
気が付いたら病院だった?!
早婚の姉のいる私は、女子高生、専業主婦、社会人の3姉妹を姪に持つことは何度か話題にしたと思う。ついでに言うと、だんなさんの兄一家にも3人子供がいるので、姪甥は割と多い。少子化という割に意外と周りは子供いるんだよね。

姪とはけっこうメル友である。もうこの年になると本当に対等の友達感覚で話ができる。おとといくらいに話題にしたジム友は小学生娘さんと高校生&大学生の息子さんも3人の子持ちで、大学生の息子だけでなく、高校生の息子とも大の仲良しだという話を聞いた(ほどほどにしないと将来の嫁姑問題につながるぞと釘を刺しておいた(笑))。

しかし、子供の頃は子供の頃で様々な問題が巻き起こるが、そこそこの大人になっても心配の種は絶えぬものだ。

姉からある日
「Cちゃん(長女の社会人)、事故る。車は廃車」
とのメールが入った。

その後、当のCちゃんからも連絡が入り、電信柱に激突する一人相撲の事故を起こしたらしい。えらく凹んでいる。
「ともかく他人を巻き添えにしなくてよかったじゃない。厄落としと思おうよ」
と慰めておいた。被害は左腕骨折のみ。愛車がパジェロだったのでこの程度で済んだのかもしれない。軽ならもっとグシャグシャで左腕1本では済まなかったであろう。

これから手術で、左腕にボルトをはめ、1年ほどしてから取り出すらしい。20代前半ならば治りも早かろう。人前に出る仕事のため、顔なら非常にまずかった。もしかしたら首?と心配したけれど、当分は事務職に回してくれるそうですぐにも復職できることとなった。

ああ、やっぱ車って怖い。今は電車通勤だけど、数年前はだんなさんも何年間か車通勤だった。今と相変わらず帰りも遅く、無断外泊も時にはあった。そんなとき、ふつうは浮気を疑えばいいのだが(笑)、自動車事故の方がずっと心配だった。だから、泊まろうが、遊ぼうが、仕事しようが、何でも良いけど「生きてる」ことだけは連絡しろよ!と注意したものだった。

これが、旦那じゃなく子供だったらどれだけ心配で眠れなくなってしまうんじゃないかと想像する。上記のジム友の大学生の息子さんも免許取立てで、車で出て行って少しした後、携帯に電話が入って息が止まりそうにギョっとしたらしい。

「おかん〜。ガス欠なんじゃね〜の?」
というとぼけた電話だったようで、安心したはいいけれど、満タンにしたばかりだった彼女は、すわガソリン漏れてるか!とそっちが心配になったという。結局はエンジンを切ったらエンプティになることを彼は知らなかったとのことだ(笑)。

事故を起こす、特に人など轢いてしまったら大変なことになるので、飛ばし屋だった(マジです)私も最近はどうも車に足が向かない。機械式の駐車場を開けるのも面倒臭い。腕が鈍るのもなんなのでたまには練習しておきたいが、この話が飛び込んでまたもやちょっとブルっている小心者である。


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【2008/05/08 09:06 】 | 家族 |
三日目突入でございます
良いか悪いかは抜きにして、我が家ではあまり喧嘩が起きない。ちょっとした言い争い?くらいはやってるのかもしれないが、物が飛ぶなどはもちろん、怒号が飛び交うなどといった、the「喧嘩」はあまり記憶がない。

その理由に、だんなさんの沸点の高さがある。会社では知らないが、相当のことがあっても機嫌を損ねたりしない。心が広いというより「ヌカに釘」という言葉がまさに当てはまるように、私が不満や文句を言ったところでまともに相手にされないのだ。それもどうかと思うが、家族全員B型でテンションが上がったり下がったりの家庭で育った身からすると穏やかな家庭って悪くない。「大きな声を出す男」が何よりも苦手な私にはありがたい。それに、意外と(?)私も争いごとが嫌いなので、不穏な空気になりかければ流すたちだ。

しかし、彼の怒り方は意外とたちが悪い。大抵私が勢いに乗って言い過ぎ、ついには地雷を踏んでしまうぎてしまうことが原因だろう。大いに反省の余地有り。でも、踏んでも大丈夫な死んじゃってる地雷のこともあれば、日頃は地雷出ないのに期間限定で地雷化していることもあり、長年付き合っても地雷の正体を正確に見抜けなかったりする。いや地雷と分っていてもつい口にしたくなる、口にしなければならないと思うことってあるではないか。

そうすると、数年に1回、頻度が高い時期は1年に2度くらい、マジで彼を怒らせてしまう。だからと言って怒鳴るわけではない。ただひたすら口を聞かなくなるのだ。そこまでいくともうお手上げだ。

「ごめんね」と謝ってみても、
「別に怒ってませんよ」と返される(どう見ても怒ってるじゃん)
「謝ってるけど反省はしてないんでしょ」(半分当ってないでもないのでむかつく)

可愛く甘えてみても(笑)、かえってウザイようで逆効果。経験上そう分っているので、よって、我が家の喧嘩は必ず冷戦に突入する。事務的な話はするものの、家庭内はものすごく冷ややかだ。ミタも少々様子が違うぞと感ずいている。起床は元々別だし、夜は元々帰りが遅いので、1日1,2時間のことだが。そうしてご機嫌が戻るのを待つわけだ。

実は上記のような喧嘩、本日で3日目に突入している。1週間くらい経てばさすがに直るだろう。

ランチで少しばかりTさん(男性)にぐちったら、「男って、感情を爆発させるのが公私共にみっともないと思って育っているところがあるからね。特に女性相手ではね。内にこもった怒りを消化するのに時間がかかるんじゃないかなぁ」というような感じでフォローしてくれた。そういうもん?と納得しつつ疑問を持ちつつ、ちょっと愚痴って発散させていただいた(感謝)。

しかし、喧嘩にもいいところがある。うちの場合、お互いへの突っ込みどころをなくそうとするためか、家庭内の仕事に逆に勤しむのだ。この私もピカピカにシンクを磨いたりする。だんなさんもきちっとゴミ処理や整頓を始める。したがって、家の中が少しずつ綺麗になっていくのだ。これは姉と同じで、喧嘩中は彼女もそんなときは家事放棄ではなく、家事全般に燃えまくるらしい。腹が立ったとき、夜中に鍋を磨くという主婦は割と多いようだが、何となくその気持ちは分る。

平和な時期もこの気持ちが持続すればよいのだが。世の中はうまくいかないもんだ。


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【2008/04/23 09:41 】 | 家族 |
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